下町ロケット 正月特番のネタバレ!的場へ復讐の結末と悪徳弁護士は?

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今回はTBSの正月ドラマ「下町ロケット」のネタバレの紹介です。

正月「下町ロケット」として2019年1月2日(水)の21時00分~23時15分から「お正月も大逆転!トラクター戦争の結末は?」と題し「下町ロケット」ヤタガラス編の本当の最終回とも言える新春ドラマ特別編が放送されますね。

「下町ロケット」ヤタガラス編の最終回がまさかの新年の特番に持ち越しという予想外の展開に終わりモヤモヤした方も多かったのでは無いでしょうか?

最終回で片付いていないエピソードが残っているのは・・・

佃製作所と帝国重工のランドクロウはダイダロスのダーウィンに性能的にも販売的にも負けたままなのか?

ダイダロス重田登志行社長(古舘伊知郎)とギアゴースト伊丹社長(尾上菊之助)が徹底的に叩きつぶすと宣言した的場俊一(神田正輝)の結末は?

などですね?

その結果のネタバレと・・・

また予告編に逮捕されたケーマシナリー元顧問弁護士中川京一(池畑慎之介・ピーター)が登場します。
その理由は?

という予告編で気になった点のネタバレを紹介します。

池井戸潤氏の小説からのネタバレですが、池井戸潤氏の小説は結果が分かっていても楽しめるのが面白い点です。

あくまでも個人的見解ですが・・・。

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「下町ロケット・正月特番」ネタバレの前にあらすじを・・・

佃製作所と帝国重工の「ランドクロウ」は、帝国重工が内製化に拘ったオリジナルの「アルファ1」が「アグリジャパン」のデモンストレーションで障害物を避けられなかったり脱輪したなどの動画がバズりまくった事による前評判が悪かったのと発売が遅れた事が影響し、発売から数週間経ったあとも売り上げが伸びずにいました。

一方で、ギアゴーストとダイダロスのタッグチームの下町製「ダーウィン」は好調そのもので、差は開くばかりでした。

形勢逆転を狙う帝国重工の次期社社長候補の的場(神田正輝)は、的場らしい下劣な手段で「ダーウィン」の営業の妨害工作を行います。

それは、ダーウィンチームに協賛している下町の企業であり且つ帝国重工の取引先でもある下請け企業に圧力をかけ、これ以上「ダーウィン」に力を貸すと下請けを打ち切るという下劣な策でした。

この下請け企業に対するプレッシャーにより、徐々にダーウィンチームから離脱企業が増え、「ダーウィン」へのパーツ供給が止まり、生産ラインが止まり在庫が底を付きて出荷停止となってしまいます。

的場の「せこくて卑怯な」策によりライバルの勢いを止めた佃(阿部寛)ら佃製作所のメンバーでしたが、「ダーウィン」の在庫切れであり、せいぜい1ヶ月時間が稼げる程度な上、自分たちの技術力による正当な評価ではないため、自分たちも悪役になってしまった事と、下請けの辛さを実感し、心境は複雑なものでした。

怒りに燃える重田(古舘伊知郎)と伊丹(尾上菊之助)は帝国重工・・・いや、帝国重工の的場に対しある手段に出て的場の息の根を止めます!

・・・が、「ダーウィン」自体にも問題が発生していました。

では次の項目からネタバレを紹介します。

弁護士中川京一が的場の息の根を止める!

下町ロケット・ゴースト編では、ケーマシナリー元顧問弁護士中川京一は弁護士資格を剥奪されました。

しかし帝国重工に対する逆恨みから報復に出ました。

元弁護士である知識で、帝国重工の下請けいじめの実態をネットニュースを使い暴露します。

ネットニュースには、
帝国重工下請け20社が
公正取引委員会に対し、

・下請け代金の減額
・買いたたき

などを理由に
下請法違反下請代金支払遅延等防止法)申し立て
との内容が踊りました。

下請法違反(下請代金支払遅延等防止法)とは・・・

発注する大会社が優先的地位を理由に下請けをイジメない様に定めた法律です。

特に刑事罰は有りませんが、帝国重工に対する社会的制裁を狙った申し立てでした。

そのネットニュースが駆け巡ると週間ポストなどの週刊誌にも取り扱われる事となりました。

そして的場は、沖田会長に呼び出され辞職勧告を受け、遂に翌日藤間社長列席の元、お詫びの記者会見が開かれ、的場が帝国重工を辞職する事となりました。

そして、その後の的場を知る者はいなくなりました。

この会見を観てダイダロス重田社長とギアゴースト伊丹社長は一旦は喜びました。

しかし、報復がかなった満足感よりもこれから先の目標が無くなり、ふたりとも虚しさと孤独感しか残らないという皮肉な結果となりました。

ダイダロス重田社長からは家族が元を去り、ギアゴースト伊丹社長は「お金に縛られるな!会社経営なんてするもんじゃない」と会社経営に対する哲学を思い出し、自分が許せなくなっていました。

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「ダーウィン」と「ランドクロウ」の売れ行きは?

帝国重工的場の「せこくて卑怯な」策により部品供給が止まり「ダーウィン」は生産停止に追い込まれました。

その結果千数百台で「ダーウィン」の販売数が頭打ちになりました。

しかし販売数が頭打ちになったのは、パーツ供給が滞っているだけが理由ではありませんでした。

実は販売代理店であり、「ダーウィン」のボディを製造しているヤマタニには、「ダーウィン」のモニターから2点の問題点が何通も届いており、「ダーウィン」の注文が来てもヤマタニ製の有人トラクターを代わりに勧めていたのでした。

「ダーウィン」の2点の問題点とは・・・

1.キーシン製のプログラムのバグによりネットワークエラーが起こり自動走行制御システムがフリーズしていまう
2.「ダーウィン」自体が停止してしまい動かなくなって原因不明で再起動できなくなり回収の事態となる

という致命的な問題でした。

キーシン製のプログラムのバグと「ダーウィン」停止の原因は?

キーシン製のプログラムのバグに関してはプログラムの再起動により場をしのげます。

しかし、「ダーウィン」が不動に陥る件に関しては原因が不明で販売店が回収するという深刻な問題です。

では、その理由は何でしょうか?

それは2つの問題点はどちらも「ランドクロウ」のコピーである事が原因でした!

キーシン製のプログラムは北海道農業大学・野木博文教授(森崎博之)のコードを盗用しコピーした物なのは既に明らかになっています。

「ダーウィン」のトランスミッションは島津裕(イモトアヤコ)ギアゴースト在籍時の基本設計をそのまま流用していました。

「ランドクロウ」も突然停止する問題が発生しており、原因究明の結果、島津裕の設計ミスが原因と判明し、佃製作所のトランスミッションチームにより問題点が解決され、「ランドクロウ」のトランスミッションは佃社長の名により特許出願が出され特許取得が行われていました。

しかし、ギアゴースト社に島津裕の代わりとして中途採用された氷室彰彦(高橋努)はトランスミッションが原因と判っていたものの、解決策が見い出せなかっただけでなくプログラムのバグと責任をなすりつけていました。

遂にはギアゴースト社を氷室彰彦は責任から逃げるように退社してしまいます。

そこで伊丹ギアゴースト社長は「ランドクロウ」を購入し、トランスミッションをバラして設計をコピーするリバースエンジニアリングの策に出ます。

アグリジャパンで島津祐と再会した時に

「伊丹君は、あれで良いと思ってる訳?
何も分かってないね・・・」

と声をかけられた意味がやっとわかったのです。

アグリジャパンの段階で「ダーウィン」にはトランスミッションに問題を抱えていると島津祐は感づいていたのでした。

「ダーウィン」トランスミッションの権利はすべて佃製作所が抑えており、伊丹社長は佃製作所に特許の使用許可を懇願しますが、当然断られます。

それでも毎日佃製作所を訪れますが佃社長から門前払いを受け、諦めてしまいました。

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「ランドクロウ」の逆襲

科学雑誌「月刊メカニカルサイエンスで「ランドクロウ」と「ダーウィン」の性能比較が行われました。

その結果は「ランドクロウ」の圧勝でした。

「ランドクロウ」は「ダーウィン」に対し高額という点がありますが、それはある意味適正な価格でも有りました。

しかも「ダーウィン」にはエンジンが停止してしまい修復不可能というクレームが殺到している事まで突き止められていました。

結局の下請けいじめが無くても「ダーウィン」のメッキが剥がれリコールで立ち行かなくなる運命でした。

その後は帝国重工の子会社帝国アグリの販売網が大手企業の力で拡大し、「ランドクロウ」もモニターにより高評価を与えられ販売数も右肩上がりとなり佃製作所のトランスミッションの優秀さが証明される事となりました。

「ダーウィン」の運命は?

殿村の田んぼに稲を収穫するコンバインバージョンの「ランドクロウ・コンバイン」を届けた帰り道で、佃社長は、1台の田んぼの真ん中で停止し立ち往生している「ダーウィン」の姿を目にします。

そこには困り果てた家族の姿が有りました。

彼らは決して安くない額を投じ「ダーウィン」を購入したはずです。

その時、佃社長は「ランドクロウ」の本来の目的を考え直しました。

「ランドクロウ」は廃れていく農業を救うという理念でした。

そこで佃社長は「ダーウィン」へのトランスミッションライセンス契約を同行した山崎や立花に打ち明けます。

しかし、それはいくらなんでもお人好しすぎるなと思いましたが山崎も立花も佃社長のお人好しには慣れており予想していた提案なので賛成します。

佃製作所に帰り「ダーウィン」へのトランスミッションライセンス契約を全社員に打ち明けると、やはり誰も異論を挟みませんでした。

後は帝国重工の出方です。

財前と水野本部長が藤間社長に「ダーウィン」へのトランスミッションライセンス契約を打ち明けます。

財前は、

相手がライバルであっても千数百の「ダーウィン」を購入しリコールもされず動かなくなり巨額のローンだけが残る農家がある限り救うべきだ。

帝国重工が社会の模範でなければならない。

と藤間社長を口説き落とし、「ダーウィン」とトランスミッションのライセンス契約が交わされる事となります。

リコールの代金はゴースト社が潰れると思われる程の巨額の費用がかかりましたが伊丹社長が本来の経営手腕を発揮し、倒産は免れました。

翌年のアグリジャパンで島津祐と再会し詫び、佃社長から声をかけられた事を告げました。

佃社長から告げられたのは

「あんたたちを信じた人たちを裏切るな。
過ぎた事はもういいじゃないか。
日本の農業の為に一緒にがんばろうや。」

とライセンス契約の時に声をかけられたのでした。

「あれが下町の心意気って奴なんだな・・・。

長いこと忘れていた。
なんで忘れていたんだろう?」

と涙をため呟いて小説版の下町ロケット・ヤタガラス編は、終わります。

「下町ロケット」正月特番のまとめ

的場が「ダーウィン」にパーツを供給している会社に圧力をかけて「ダーウィン」のパーツの在庫がつき出荷停止となる
悪徳弁護士中川京一が「下請代金支払遅延等防止法」を盾に帝国重工の悪態をさらす
「下請けいじめ」のイメージが帝国重工につき、的場は辞任に追い込まれる
復讐が叶ったダイダロス重田社長とギアゴースト伊丹社長には虚しさしか残らなかった
「ダーウィン」のトランスミッションは「ランドクロウ」試作機のコピーであった為、作業中に停止すると回復出来ない問題が起こっていたが原因と対策が分からなかった為、設計者のギアゴースト氷室彰彦により伏せられていた
ギアゴースト伊丹社長は「ランドクロウ」のトランスミッションのリバースエンジニアリングを行う
「ランドクロウ」の問題解決済みのトランスミッションは特許取得済みで佃製作所のライセンス契約が必要な事が判明
背に腹はかえられないギアゴースト伊丹社長は佃社長にライセンス契約を持ちかけるがにべもなく断られ窮地にたたさせる
佃社長は田んぼで立ち往生する1台の「ダーウィン」の姿を見て本来の目的「農業を救う」という理念からギアゴーストにトランスミッションに関する特許のライセンス契約を決意
ギアゴーストは多額のリコール費用で倒産に危機に陥るが伊丹社長の手腕により立て直す

他にも水野本部長の侠気が木下ほうかさんの個性も加わりとぼけた感じで伝わると思われます。

見逃した方はブルーレイでどうぞ!

では、正月特番「下町ロケット」にドラマが訪れるか楽しみにしましょう!

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