プロフェッショナル 救急医今明秀医師の経歴や病院はどこ?見逃し動画配信や再放送いつ?
NHKプロフェッショナル・仕事の流儀(2019年4月9日-火曜日放送)は、「地域を守る、命の闘い ~救急医・今 明秀~」と題し、八戸市立市民病院長で救急医の今 明秀医師の仕事の流儀が紹介されます。
今 明秀医師は、青森県の医療施設の少ない「医療過疎地」と呼ばれる八戸市立市民病院長で「八戸ER(イーアール)」の救急医で、この道30年の救急医療のプロフェッショナルです。
また、地方の救急医療のパイオニアで、雪が舞う冬、ドクターヘリと手術も可能なドクターカーV3を導入する事で多くの人命を救う事に成功しました。
今回のプロフェッショナルは、自らサンダーバード作戦を立案し、青森県南東部には、医療施設のない“医療過疎地”ドクターヘリで現場を駆け巡り、1分1秒を争う極限の現場で命の重みを熟知する執念の今 明秀医師に密着しました。
再放送日は、未定で見逃した方は、
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で視聴してみては如何でしょうか?
今明秀医師の経歴
【学歴】1983年自治医科大学卒業
【家族構成】妻、長男、次男と娘の5人家族
【好物】アワビ等の海産物。
【信条】患者を助けるためならどんな手も打つ
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【経歴】
【1985年】倉石村国保診療所 所長
【1986年】公立野辺地病院 外科
【1988年】六戸町国保病院 外科
【1990年】青森県立中央病院救命救急センター 外科
【1991年】下北医療センター国保大間病院 外科副医長
【1993年】公立野辺地病院 外科副医長
【1998年】日本医科大学救急医学教室に入局
川口市立医療センター 救命救急センター
【2004年】八戸市立市民病院 救命救急センター所長
【2011年】八戸市立市民病院 副院長
【2017年】八戸市立市民病院 院長
今明秀(こん あきひで)医師は1958年青森県で生まれ、1983年に自治医科大学を卒業しました。
青森県立中央病院での研修医を皮切りに、大間まぐろで知られる青森県大間の診療所などで僻地診療に5年携わりました。
その青森県の僻地での診療所勤務時代に
「多くの患者の命を救えなかった」という苦い経験を味わいました。
病院までの距離が遠すぎる、道路が整備されておらず車が峠を超えられなかったなど、困難な状況から命を落とす患者を数多く見てきました。
これはpreventable death(プリベンタブル デス)
防ぎ得た死
と呼ばれています。
患者を救えなかった医師のひとりひとりに感じた無念さが大きく重い」
と若き日に感じた僻地医療の限界と絶望を語っています。
この苦い経験から
一流の医療センターを作りたい、との想いで
行政にドクターヘリやドクターカーの体制の確立を訴え、ドクターヘリを中心とした救急医療体制や仕組みづくりに立ち上がりました。
ドクターヘリは、2001年に
岡山県の川崎医科大学に日本で初めて運行を開始されました。
そして2007年「ドクターヘリ法案」で
「空飛ぶ救命室」と呼ばれる「ドクターヘリ」の存在が世間に広く知れ渡りました。
※「ドクターヘリ法案」正式には「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法(法律第103号)」
救急センター赴任
2004年、今明秀医師は八戸市立市民病院救命救急センター(八戸ER)所長に赴任しました。
これで僻地でのドクターヘリによる救急医療の機運が高まりました。
そして、2007年6月に「ドクターヘリ法案」が公布されました。
2009年遂に国からの財源を獲得し、八戸にドクターヘリ体制を確立させる事に成功し、現在青森県には2台のドクターヘリが可動しています。
そして、ドクターカーも導入されました。
この体制は、24時間体制の医療拠点として東日本大震災でもその本領を発揮しました。
さらに、2016年、日本で初めてとなる
移動緊急手術室となる野戦病院車「ドクターカーV3」を地元の八戸工業大学と開発し、現場に投入しました。
ドクターカーV3の誕生によりドクターヘリとの連携で病院前治療が行えるようになりました。
これにより、八戸ERは一年間で2万4千人あまりの救急患者を受けまさに押しも押されもせぬ日本有数の救命救急センターとなりました。
八戸市立市民病院では、ERを始め、手術室、ICU、リハビリ、一般病棟まで受け持ち、患者の軽症重症を問わず救急医師が一貫して受け持つ新しい日本型救急システムを確立しました。
八戸市立市民病院の入院収入の4分の1は救急科によるもので、地域の役割として、人口の10分の1が八戸市立市民病院のERを利用したことがあるという実績があり、青森県内でナンバーワンの施設であるという県内の役割を果たすと共に、日本国内においては外傷診療のリーダーを務め、救急総合診療を実践しています。
八戸市立市民病院救命救急センターは「劇的救命」を掲げておりユニフォームには「劇的救命.jp」のロゴが掲げられています。
サンダーバード作戦
サンダーバード作戦は、救急患者が八戸市立市民病院救命救急センターから直線距離で12~14kmに居る場合ドクターヘリが運用されますが、10~14kmの場合、ドクターヘリとドクターカーのどちらが早く現場で治療を開始できるかの判断が難しいことがある場合に下されるミッションです。
緊急患者の救助要請が消防機関から出されると、ドクターヘリとドクターカーが同時に出動し、現地に先に到着した方が救助にあたります。
ドクターヘリの着陸可能場所は事故現場近くに無い場合、離れた場所に着陸し、フライトドクターが消防車に乗り換えて事故現場へ向かうとなると、ひと手間増える出動になるケースが有ります。
しかし、ドクターカーならば確実に到達できるというメリットも有ります。
時には同時に到着し分担して対処にあたることもあります。
この名前はイギリスの国際救助隊を描いた人形劇「サンダーバード」が由来です。
詳しくは動画をご参照下さい。
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ドクターヘリやドクターカーの料金は依頼方法は?
ドクターヘリやドクターカーは、個人で呼ぶのではなく、119番通報を受けた消防機関が患者の状態、現場への交通状況などを総合的に判断して出動を要請し現場に向かうシステムなのでお金はかかりません。
その為、個人でドクターヘリやドクターカーの出動依頼(手配)は出来ません。
ドクターカーに関してはプロフェッショナル仕事の流儀でもエピソードを紹介しています。
プロフェッショナル・ドクターカー地域医療医師・長純一
在宅医療をドクターカーで行う宮城県石巻市立病院開成仮診療所の所長
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若い頃、助かるはずの命を救えなかった無念さを忘れず、あきらめない強い気持ちを持ち、1分1秒を争う極限の現場で患者の命と向き合い闘い続ける姿は想像絶する覚悟ですね。
ドクターヘリの無い都内では救急患者はたらい回しにされるほど、医療施設が整っているのに、高額なドクターヘリを導入しなければならない僻地での医療事情との格差について考えさせられますね。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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