クレイジージャーニー 丸山ゴンザレスがフィリピン/ケソン刑務所に潜入しダンス?7月20日 動画

2018年8月30日

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クレイジージャーニー(2017年7月20日放送)丸山ゴンザレスさんが超劣悪なフィリピンのケソン刑務所に潜入します!
超劣悪なフィリピンのケソン刑務所は、日本では考えられない文化の違いが詰まった刑務所で強烈な現実が明らかになります!
フィリピンの刑務所に広がる光景とは?

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フィリピン/ケソン刑務所


ケソンシティー刑務所の収容人数は800人に対し、ドゥテルテ大統領政権に変わって以来囚人の数は2500人を超えています。

一時期受刑者が4000人を超え5000にも迫ろうとし、刑務所が裁判所にもう受刑者を送って来ないよう訴えた程で、現在は他の収容所にも受刑者が割り振られるようになりました。

あふれた受刑者は、バスケットボール場のコート3個分の監房エリアですし詰め状態で寝ています。

ベッドで眠れる受刑者はごく一部です。

どうしてこんなに受刑者が溢れてしまったのでしょうか?

その理由は、「麻薬戦争」を激化の為です。

ドゥテルテ大統領の政策により多くの密売人が逮捕され受刑者が送られてくるのです。

ユニークな管理方法

ケソンシティー刑務所には刑務官が驚くほど少なく、大半の監房棟は受刑者の集団が割り当てられており、集団のリーダーにより刑務所の秩序が保たれています。

食事は新人が担当して賄いを行い、元理髪店店員が散髪を行ったりもしています。

囚人にとって刑務所は天国?

ドゥテルテ大統領政権の麻薬対策により、2300人を超えるの麻薬使用者と麻薬密売人が、警察や自警団員などにより殺害が報告されています。

ですので、刑務所に収監されている受刑者にとって刑務所は生きている証となります。

なので刑務所は天国と揶揄されている程です。

こんな狭い環境なので受刑者のストレスが溜まり、受刑者同士の衝突の問題も有ります。

過密の理由

過密の理由の一つには、貧困故に保釈対象となる犯罪者は2000人を超えているにもかかわらず保釈金を支払えない為、収監され続けている問題もあります。

そして、多くの収容者が裁判までに何年もかかると言うフィリピン司法手続きの遅さも過密の理由の一つに挙げられています。

健康の懸念

こんな環境なのでケソンシティー刑務所では、囚人の睡眠不足による健康問題が危惧されており、トイレは、1ヶ所につき約150人が利用する環境の為病気が発生しやすく、2016年7月汚染水からコレラが発生する事案も起きました。

雨の日は、所内の教会や教室、廊下などに身体を寄せ合って眠る以外にありません。

その為、毎朝8時に受刑者がバスケットコートに集まり、エアロビクス体操、ダンスを行っています。

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え!?恋ダンスやPPAPのダンス?

ケソン刑務所以外にも日本では考えられない風景を観る事が出来る刑務所が有ります。

日本人の観光客にも人気のセブ島にある、Cebu Provincial Detention and Rehabilitation Center (CPDRC)刑務所です。

この刑務所では朝のダンスが有り、「逃げるは恥だが役に立つ」の「恋ダンス」やピコ太郎の「PPAP」、韓国の「江南スタイル」などのダンスが行われています。

これはあまりにも増えすぎた受刑者のストレスのはけ口を兼ねて受刑者の社会復帰を促す為に開始された更正プログラムのダンスで協調性を高める事が目的です。

開始から13年以上経っていますが受刑者の性格は穏やかに変わったとの事です。

この囚人ダンスが導入される前は刑者同士の喧嘩が絶えなかったそです。

マイケルジャクソンの「THIS IS IT」のダンスを撮影した動画を当時の所長がYouTubeで投稿し話題となり世界中がメディアの取材が増え、現在は、毎月最終土曜日に入場料無料で開催されており一般公開されており人気スポットになっているそうです。

しかもこの動画はソニー・ピクチャーズDVDの公式サイトにも掲載されています!

まとめ

一見「麻薬戦争」の効果が現れていると思われがちですが、大物麻薬密売者は逮捕されていない為、実際には貧しさから麻薬の密売に手を染める国内の貧困層に打撃を当てているだけとの批判もあるそうです。

本日は最後までご覧頂き有難うございました。

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