漬物ステーキのレシピ/作り方[ケンミンショー@岐阜飛騨高山の郷土料理]かけるものは?

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岐阜ケンミンが熱愛の「漬物ステーキ」とは、漬物と卵の最強マリアージュの飛騨地方の郷土料理!?

YTV,日テレ系カミングアウトバラエティ番組
「秘密のケンミンSHOW(2019年3月7日放送)は、
飛騨地方に伝わる厳冬を乗り越える為に誕生し
広まった「漬けステ」とも呼ばれ
居酒屋の定番メニューにもなっている
漬物を焼いてかけるものは生玉子だけの
シンプルな造り家のレシピです。

漬物をフワフワ卵で閉じて
鉄板で頂く「漬物ステーキ」を
岐阜ケンミンものまねタレントで
イミテーションシンガーの
清水ミチコさんがカミングアウト!?

「漬けステ」の美味しさに試食した
スタジオでは大興奮!?

レシピも簡単で炒めるだけの「漬物ステーキ」も
通販でお取り寄せが可能です。

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漬物ステーキとは

飛騨のソウルフード「漬け物ステーキ」
飛騨のソウルフード「漬け物ステーキ」
画像出典:https://youtu.be/-1-h-eynW0Q

漬物ステーキとは、岐阜県飛騨地方の郷土料理で、
居酒屋の定番メニューとしても人気のソウルフードです。

略して「漬けステ」とも呼ばれています。

岐阜県は元々、岐阜市を中心とした美濃国と、
高山市のある「美濃国」と
岐阜市を中心とした「飛騨国」は、別々の国でした。

その為、「美濃国」と「飛騨国」の地域では、食習慣が微妙に違います。

高山市を中心とした「飛騨国」には
岐阜市を中心とした「美濃国」では
あまり見かけない名物の
「朴葉みそ」「漬物ステーキ」などが
郷土食として食されています。

「秘密のケンミンSHOW」では
(2014.07.10)や
「カミングアウトの夏!秘密大放出2時間SP!(2014年7月10日放送)」の
「連続転勤ドラマ・事例は突然に・・・(158回)」
岐阜編でも飛騨グルメとして紹介されました。

レシピは単純で、炒めた漬物を生卵をフワフワに焼いてとじ
鰹節やネギなどを散らすだけとういシンプルさです。

漬物ステーキの発祥

飛騨地方の冬は、
漬物(赤カブの漬物など)が
野菜の代わりの役目を果たしていました。

秋口から戸外の樽の中などで、
大量の白菜を漬けるのですが、
飛騨地方の冬は寒さが厳しくしく
せっかく漬けた白菜などの漬物が
凍ってしまって食べられなくなってしまうのもしばしばでした。

そこで、凍りついてしまった漬物を解かすために
囲炉裏で朴の木(ホオノキ)の葉を皿代りにし
朴の葉に凍った漬物をのせて焼いたのが発祥です。

また、凍った漬物を解かすだけでなく
熟成が進いすぎて古くなってしまって
塩っぱくなった漬物の再利用という側面も有ります。

古くは、漬物は、赤カブが主でしたが、
現在は、白菜の漬物(浅漬け、若しくは成熟したもの)が
主流になっています。

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漬物ステーキのレシピ(2人分)

テレビ東京系列の料理番組「男子ごはん」で紹介されたレシピを紹介します。

材料
【漬物/白菜漬け】180g
【しょうが】1片
【豆板醤】小さじ1(アクセントにします)
【卵】1個
【かつお節(ソフトパック】適量
【ごま油】大さじ1/2

作り方
1.しょうが1片は薄切りにして、千切りにします。
2.卵をボウルで溶きます。
3.漬物(白菜漬け)は、一口で食べられるサイズ、
およそ2センチ幅に刻みます。
※本来は古漬けですが、浅漬でも大丈夫です。
4.熱したフライパン(スキレット)に、刻んだ生姜を入れ、
ごま油を加えて中火で炒めます。
5.生姜が香りが立ってきたら
白菜漬けと豆板醤を加えて炒めます。
※本来は豆板醤は入りません。
「男子ごはん」の料理研究家・栗原心平さんの
オリジナルのレシピです。
豆板醤を加えて炒めることでピリ辛に仕上がり、
おつまみにもうってつけの味になります。
6.全体に油が滲んだら具材を中心に集めて
溶き卵をフライパンの縁から加えます。
7.卵が半熟になってきたら、かつお節をかけて完成です。
後は、鉄板に移したり、フライパンやスキレットごと
食卓に並べて召し上がれ♪

参考までに「男子ごはん」ではありませんが
動画で簡単な作り方をご覧下さい。
こちらは白菜を半日漬けにする所から始めています。

材料
【白菜】1/8
【塩】小さじ1/4
【酢】小さじ3
【卵】2個
【めんつゆ】大さじ1
【バター】大さじ1
【カツオ節】適量

作り方
1.白菜(1/8)を一口サイズに切り、塩(小さじ1/4)、酢(小さじ3)と一緒にビニール袋に入れてもみ込み、半日漬けます。
2.フライパンにバター(大さじ1)を引いて中火で熱し、半日漬けた漬物を水気を絞ってから入れて炒めます。
3.めんつゆ(大さじ1)を加えてさっと炒め、具材を中心に集めて
溶き卵(2個)をライパンの縁から流し入れます。
4.半熟になったら鉄板やお皿に盛ってから、カツオ節を振りかけて召し上がれ♪

キムチバージョン「すて~きなキムチ漬け物ステーキ」のレシピ!

甘辛美味しい「すて~きなキムチ漬け物ステーキ」のレシピに
だいすけお兄さんが、中京テレビ「ストライク!」で挑戦しました。

材料 2人分
【ご飯がススムキムチ】1/2パック(100g)
【しめじ】1/2パック
【卵】2個
【マヨネーズ】大さじ1.5
【細ネギ】少々

作り方
1.生卵をボウルでしっかり溶かします。
2.しめじを小房に分けます。
3.フライパン、またはスキレットなどで、マヨネーズを熱します。
※マヨネーズには油が含まれているので油を予め引かなくても大丈夫です。
4.マヨネーズが溶けてきたら、しめじとキムチを投入し、一緒に炒めます。
5.炒まって汁気がなくなったら、しめじとキムチを中心に具材を寄せて、周りに溶き卵を流し入れます。
※マヨネーズが混ざってくる為、コクが増し、よりフワフワになります。
6.お好みの半熟状になったら火を止めます。
7.細ねぎをかけ、フライパン(スキレット)ごと食卓に並べて召し上がれ♪。

※他にも具材には、豚肉やベーコン、チーズ、豆腐、納豆を入れても美味しく頂けます。

「すて~きなキムチ漬け物ステーキ」の作り方(動画)

通販/お取り寄せ

フライパンやホットプレートの様に焼いて、溶き卵でとじるだけです。

飛騨の漬物に拘るならコチラをどうぞ!

朴の葉を使った飛騨地方の郷土料理

朴の葉のなる朴の木(ホオノキ)は全国に山林に分布し、
飛騨地方の山林でも多く自生しています。

嘗て「漬物ステーキ」を炒める際に、
お皿の代わりとして使われていた朴の葉は大きい上
比較的火に強く、食材をのせて使うのには
丁度良い大きさなので使われていたと云われています。

朴の葉は、10センチ以上で、30センチ近くある大きさのものも珍しくありません。

晩秋に霜が降り始めると葉が落ちるので、
落葉を拾い集め3日ほど塩水に浸し、
陰干しして保存して皿の代わりに使用していました。

起源は不明ですが、漬物ステーキを始め
朴葉まては、枯れ朴葉を
お皿の代わりとして食べる郷土料理が
飛騨には、数種類有ります。

先ず、漬物ステーキに近い郷土料理で
「朴葉味噌」が有ります。

「朴葉味噌」とは、枯朴葉の上に味噌をのせ焼いて食べる料理です。

「漬物ステーキ」と同様、厳しい冬の間は
漬物樽の切り漬けが凍るのもしばしばで
いろりの火を調整し
漬物樽から凍った切り漬けを
五徳の上に朴の葉を敷き
凍った切り漬けをのせ凍みを溶かし
そこに味噌を加え食べたのが発祥と云われています。

ご飯の上にのせて食べると美味しく
ご飯がすすみ何杯も食べられ
特に、味噌が焦げた美味しい部分が
美味しかったいそうです。

いろりの火をくべるのは家長の役目で
味噌が焦げた食べるのも家長の特権だったと
懐かしんで語るお年寄りもいるそうです。

一方で、お米が食べられない地域や家庭では
味噌を焼かなかったとの説も有ります。

現在は、食文化が豊かになっており、
野菜や椎茸などの具を混ぜて食べる様になってきています。

また、昔はどの家庭でも当たり前のように白菜を漬けていましたが、
ライフスタイルの変化で漬物を作る家が減ってしまった為、
定食屋さんや居酒屋さんのメニューに加わる様になっています。 

朴葉餅

冬以外では、朴葉を使う郷土料理で
「朴葉餅(ほおばもち)」が有ります。

8月頃には葉の朴葉の厚みも増します。

つぶあんをお餅でくるんで
枝がついたままの朴葉でさらにくるんで蒸し上げたり
枝がついていない葉にお餅をくるんで少し焦げるまで、
両面をじっくり焼きいて頂きます。

餅に朴葉の香りが移り、たまらない美味しさです。

「朴葉餅」は、主にお盆に食べられます。

香りが良くなるだけでは無く殺菌作用が有り
朴の葉に包むとカビが生えないメリットもあります。

朴葉寿司

「朴葉餅」と同様、朴葉の芳香作用と、殺菌作用があるため
「朴葉寿司(ほおばずし)」にも「朴葉」が使われています。

朴葉で包んである為、手も汚さず食べられる利点が有り
農作業や山仕事の携帯食として作られたのが発祥と云われています。

地域により、作り方や具材に違いがあるのも特色です。

具材を酢飯の上に並べるも地域や混ぜこむも地域があり、
具材も地域によって異なっており
岐阜県飛騨地方(高山市・下呂市)では
旧暦の端午(たんご)の節句に食されていました。

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