日生カキオコのレシピ・作り方!お好み焼き「ほり」の駐車場は?ケンミンショー@岡山 マップ
岡山ケンミン熱愛の謎のお好み焼き「日生(ひなせ)カキオコ」とは?
「秘密のケンミンSHOW(2019年2月21日放送)」の「へぇ~!そうだったのか!? 県民熱愛グルメ」
では牡蠣がタップリ入ったお好み焼き「日生カキオコ」を
岡山県出身お笑いタレント、ブルゾンちえみがカミングアウト!?
それを広島風お好み焼きの広島県出身お笑いタレント・アンガールズ田中が「カキオコ」を巡ってバトルを繰り広げる?
今回のケンミンショーを見ると岡山に行くのは無理なので自宅で「カキオコ」を作って見たくなるハズ!?
そこで岡山県備前市日生の「日生かき」とカキオコにピッタリの「日生カキオコソース」の通販でのお取り寄せを紹介します!
「日生かき」と「日生カキオコソース」を使って自宅でも簡単に「カキオコ」を作れるレシピを紹介します。
「カキオコ」とは?
岡山県と兵庫県の県境にある日生(ひなせ)では地元で養殖しているプリプリで大きな牡蠣を具に入れるお好み焼きは「カキオコ」
または「日生カキオコ」と呼ばれ牡蠣が収穫される3月末頃まで提供されています。
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牡蠣の量も半端では無く、カキの入れ方は「一つかみ」を豪快に入れます!
広島風のお好み焼きの様に、山盛りのキャベツと
大阪風のお好み焼きの様に、混ぜ焼きのやわらかめの生地を
外はふわふわ、中はトロトロに焼き上げると、
口の中いっぱいに濃厚な牡蠣の美味しさが広がります。
日生で牡蠣の養殖が始まった昭和40年代には、牡蠣漁から帰ってきた漁師さんたちが、
出荷できない小さな牡蠣を使って漁師めしとして牡蠣入りお好み焼きを既に食されていたと云われています。
それが日生のお好み焼き屋さんに広まっていったと云われています。
現在は約20軒がのカキオコを提供するお好み焼き屋さんが連ねるまでになり、各店舗独自の味を競っています。
そして、地域活性の一翼を担う存在として、「ひなせかき祭」と一緒にカキの町・日生を盛り上げています。
カキオコ発祥の店「ほり」
カキオコ発祥と云われるお店は「ほり」です。
「ほり」は、昭和37年(1962年)創業の老舗お好み焼き店です。
※改装しているので外観からは老舗とは感じられません。
このお店が牡蠣入りお好み焼きを始めたという訳では無いようですが
「カキオコ」という名前を初めて使ったのが「ほり」です。
昔ながらの日生のお好み焼きで、先代から受け継ぐ特製出汁で溶いた自慢の生地を使用しています。
作り方は、広島風のお好み焼きの様に千切りキャベツがたっぷり入ったトロトロの生地を
大阪風のお好み焼きの様に混ぜて熱々の鉄板へ落とします。
店主・堀律子さん曰く「混ぜ焼きの関西風と重ね焼き広島風のちょうど中間のような作り方」との事です。
おいしさの秘訣は、独特の焼き方にあるといいます。
そして天かす、カツオ節などで味を整えたら、主役となるカキをたっぷりとのせ、じっくりと蒸し焼きにします。
食感は生地がふんわりとしており、
一口食べるとキャベツの甘みとカキのうまみが広がるのが魅力です。
仕上げにかかる特製ソースは地元岡山県の「タイメイソース」を独自にブレンドしたものが使われています。
「カキオコ」の誕生
「カキオコ」という名前は、2001年1月26日に誕生しました。
それは岡山県の隣の兵庫県赤穂市から岡山に毎日通勤していたある1人の男性Eさんが、
日生で軽くランチをとる為、駐車場に近いお店で偶然、黒板に「カキ入りあります」と書かれた看板を見つけ
「お好み焼き ほり」に入り「牡蠣入りお好み焼き」を食べた事が始まりです。
男性は、そのお好み焼きの美味しさに感激し、今度は通勤仲間を連れ、日生で「牡蠣入りお好み焼き」の食べ歩きを続けました。
特に通勤仲間には、役場の産業振興課でカキのPRを担当していたKさんもいました。
Kさんは、日生のカキは大阪方面に持っていってもイマイチ売れない事を不思議に思っていました。
そこで、3人は、「全世界へ情報発信」を掲げ「冬場の日生の観光客誘致の目玉」とすべく
日生のお好み焼き屋で何件カキお好み焼きが食べられるか調べて、実際に食べ歩く調査を始めました。
2002年になると、調査結果を元に手作りの「牡蠣入りお好み焼き」マップ
「日生カキオコマップ」の作成をするに至りました。
その熱意に突き動かされるように、地元日生のメンバーも加わりました。
そして、2003年に毎年2月に行われる「日生カキ」の普及を目的とするイベント「日生カキ祭り」で
「牡蠣入りお好み焼き」の屋台を出店し、販売する事が決まりました。
しかし、食べるのが専門のE氏達には美味しく焼き上げるのが難しく
このままでは「日生カキ」の普及どころか「日生カキ」の失墜の恐れが出てきました。
そこで、「牡蠣入りお好み焼き」の調理の専門家として
「日生カキ祭り」の開かれる日曜日が定休日でE氏が初めて「牡蠣入りお好み焼き」を食べて感動した
「お好み焼き ほり」に白羽の矢が立ちました。
「お好み焼き ほり」のおねえさんは”「日生の牡蠣入りお好み焼き」を広める事が出来るなら”と
匿名での参加を条件に快く受けてくれました。
そして、メンバーの1人が「日生カキオコ」と命名し、「カキオコ」の名が初めて使われるようになりました。
その後、第6回B-1グランプリー初参加で9位に入賞し、テレビや雑誌など、多くのメディアで紹介され、岡山を代表するご当地グルメに成長しました。
更に2011年には、日生の商工会や観光協会も加わり「日生カキオコまちづくりの会」が結成されました。
その取り組から日生地区には、「日生カキオコ」をメニューに掲げた飲食店が20店舗(マップに掲載されているのは15店舗)
までに広がり、週末にもなると末になると基幹道路が大渋滞になりお店の前には行列が出来るほど知名度が上がっていきました。
【住所】岡山県備前市日生町日生886-5
【TEL】0869-72-0045
【営業時間/ランチ】10:30~19:00
【駐車場】7台(お店ななめ前)
【最寄り駅】JR赤穂線「日生駅」から徒歩約15分
【定休日】水曜日
【カキオコ卵入り】950円
【カキ増量玉】1,200円
【カキ倍増玉】1,450円
【カキブタ玉】1,150円
【カキノミクス(ミックス+カキ)】玉1,250円
おねえさん
カキオコを豪快に焼き上げてくれる港町独特の威勢がいい女性のこと「おねえさん」と呼ぶそうです。
日生では何歳になっても、ずっと「おねえさん」と呼び、「おばちゃん」と呼ぶのはご法度の様です。
「カキオコ」のレシピ(作り方)
カキオコは日生(ひなせ)のお好み焼き屋さん、それぞれのレシピが有り味も違っています。
特にカキオコ発祥のお店「ほり」では味を左右するソースは地元のソースをブレンドしたので
家庭では再現は難しいと思われます。
そんな中、日生がある備前市の明治38年創業の老舗醤油蔵元「鷹取醤油」から
カキオコにピッタリの「日生カキオコソース」が発売されました。
鷹取醤油の「カキオコソース」で簡単に家庭手でもカキオコが作れそうですね!
ここでは家庭でも簡単に「カキオコ」を作るレシピを紹介しますね。
カキオコは元々漁師めしだったので家庭でも昭和40年代は味わえていたそうですしね!
ここでは出汁からお好み焼き粉を作る方法と
牡蠣の旨味からお好み焼き粉を作る方法のレシピの二通りを紹介します。
出汁からお好み焼き粉を作る方法
牡蠣の旨味からお好み焼き粉を作る方法
B級
日生の牡蠣の通販・お取り寄せ
鷹取醤油の「カキオコソース」の通販・お取り寄せ
「日生かき」
平成28年(2016年)における都道府県別の牡蠣(マガキ)の養殖量(水揚げ量)について
岡山県は、広島県、宮城県につぎ、牡蠣の生産量が日本で3位です。
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宮城県 19,061t
岡山県 15,461t
中でも岡山県備前市日生(ひなせ)地域で養殖されている牡蠣は県内でも
1位の邑久町(おくちょう)1,552tに次ぎ、
日生(ひなせ)は1,121tで2位でした。
※岡山県農林水産総合センター水産研究所資料による
※養殖期間が邑久町が10/27~4/28に対し、日生は10/23~3/31と約1ヶ月短いにのも影響しているかもしれません。
「日生かき」の名前で親しまれ、プリプリの食感は勿論、
殻長10~15センチと大ぶりでしっかりとしたコクと味わいは魅力です。
また色白で臭みが無く、加熱しても身が縮みにくいのも見逃せない点です。
日生で牡蠣の養殖が始まったのは、1960年代で
冬場の収入源としてでした。
牡蠣の養殖で大きく育つのに必要なのはミネラルなどの栄養分ですが
日本一の牡蠣の生産量を誇る広島県と同様、
周囲の島々から海に流れ込む豊富な養分で育つ為、大粒に成長します。
栄養豊かな海で育てられるため、通常2~3年かかるところが1年で出荷できる大きさに育ちます。
また値段も東京など首都圏で販売されているよりも安く特に、
日生漁港にある大きな魚市場「五味の市」では激安で販売されており
お隣の兵庫県から車で買いに来るお客さんもいる程の人気です。
「ひなせかき祭」
また、毎年2月には「ひなせかき祭」が開催されます。
今年は2月24日(日)に開催予定です。
「ひなせかき祭」は日生特産の「日生かき」を市内外の方々に堪能してもらうのがコンセプトで
毎年、「日生かき」は勿論、日生の海の幸、山の幸が盛りだくさんの特産品が出品されています。
「日生カキオコ」を始め、カキフライ、むき身かき、かき汁、かき飯などのかき尽くし販売も見逃せません。
他にも購入した「日生かき」をその場で焼いて食べられる焼きかき体験、かきむき体験もあります。
【会場】日生町漁業協同組合「五味の市」周辺広場
日生カキオコ まとめ
2013年3月21日放送のケンミンショーで紹介された熊本県のマヨネーズで和えたライスを焼いて挟むお好み焼きライス焼きがMBS系列「サタデープラス(サタプラ)」の
お笑いコンビ・キャイ~ンのウド鈴木が地元民のみ知るグルメを探り、そのレシピ・作り方を紹介する
「ごめんください“鎖国メシ”」で紹介されていました。
奇しくもゲストはケンミンショーのMC久本雅美さんでした。
同じくケンミンショーで紹介された太平燕も紹介されていました。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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