青空レストラン ゆば/湯波@栃木県日光 お取り寄せ/通販&レシピ[揚げ巻きゆば・ゆば豚バラ巻き]湯葉 12月9日
満天☆青空レストラン(2017年12月9日放送)の食材は、栃木県日光市の「ゆば(湯波)」!京都の薄い1枚の「湯葉」と違い2つ折りにして上げる2枚あげが主流で「ゆば」と「ゆば」の間に豆乳が挟まり極上食感です!
お土産で人気の日光名物「揚げ巻きゆば」とは?
レシピでは、ゆば豚バラ巻き、定番のゆば豆乳鍋などが紹介されます。
青空レストラン公式通販は、日光食品の「揚巻ゆば&乾燥ゆばセット」で、ゲストは佐藤栞里さんです。
日光のゆばとは
今回の青空レストランの食材は日光の「ゆば」で、ゆば名人の永島伸也名人が経営をする栃木県日光市の「日光食品」で湯波(ゆば)作りにゲストの佐藤栞里さんと挑戦します。
ゆば(湯葉)は、豆腐を作る上での副産物として誕生したと云われており、大豆から豆乳をつくり豆乳をじっくり煮たときにできる薄い膜を引き上げたものが「ゆば」です。
中国が発祥と云われており肉食を禁じられている僧侶の精進料理として重宝していて、約1200年前に中国に渡った留学僧が京都と滋賀県の県境の比叡山の延暦寺に伝えたと考えられており、精進料理の材料として修験者や社寺でも僧侶や神官の食品として食べる様になりました。
「ゆば」の利点として、山に入るときに、軽くて保存が効き、大豆のタンパク源を効率よく摂れるので栄養源になる事が挙げられます。
やがて京都だけで無く、栃木県の日光山輪王寺も修験場であった為「ゆば」が日光にも伝わり日光山輪王寺の門前町を中心に日光でも広まっていきました。
日光のゆば(湯波)
日光で「ゆば」の生産が盛んになった理由は霊水と呼ばれる清らかな水と、肥沃な土壌に有ります。
栃木県北部は、農作物の生産に適した土地です。
その理由は標高2000メートル級の日光連山や那須連山やからの豊かな水が肥沃な土壌を形成するからと云われています。
「ゆば」の原料となる大豆の生産も古くから盛んで、収穫量も関東では茨城に次いで2位です。
そして、ミネラルバランスに優れているといわれる日光の地下水に原料となる大豆を一晩、日光山の霊水に浸す事により「ゆば」の旨味を引き立たせます。
東照宮参拝客から庶民に広がった?
「ゆば」が庶民に広がったのは、江戸時代に徳川家康が日光に祀られるようになり、参拝客に出された食事に「ゆば」が提供され存在が知らされ、明治時代に庶民にも「ゆば」定着したと云われています。
日光と京都の「ゆば」の違い
日本では京都から日光へと広がった「ゆば」ですが、京都の「ゆば」と日光の「ゆば」では漢字表記と製法に違いが有ります。
漢字表記の違い
京都ゆば=「湯葉」
製法(仕上げ)
京都→薄い膜を引き上げる際、膜の端に串を入れて引き上げるため、仕上がりが平たい「一枚仕上げ」
日光→串を入れて二つ折りにするように引き上げる「二枚仕上げ」で、間に豆乳が残されている
日光→揚げた「揚げ湯波」
日光食品「ゆば」お取り寄せ
日光の湯波は、揚げている物が多いので油抜きをした後召し上がって下さい。
油抜きの方法
2.落し蓋(アルミホイルも可)をして、弱火で沸騰しない様、約15分~30分煮ます。
(時間は、ご購入の商品の油抜き方法の説明に従って下さい)
3.油分を含んだ白い湯が出てくるので、落し蓋の上から水を入れて流し、水を切ります。
日光食品 ゆば冷凍ギフト3種揚(巻ゆば・精進巻ゆば・たぐりゆば)
召し上がり方
「たぐりゆば」・・・蒸かした後に、お好みの味付けのあんをかけて召し上がって下さい。
日光食品日光ゆばセット
日光揚巻ゆば、日光引き上げゆば、日光佃煮ゆばのセットです。
日光食品 日光生ゆば詰合せ
生ゆばタイプの湯波で、湯波に合うたれとのセットなので、刺し身としてもすぐ食べられます。
青空レストランで紹介される「ゆば」のレシピ
◇ お吸い物
◇ ゆばチップ・・・乾燥ゆばを180℃の油でさっと揚げ、塩やコンソメパウダー等をかけて召し上がれ♪
◇ ゆばの豚バラまき
◇ 揚巻ゆばの煮物
◇ 揚げ巻きゆばを使ったゆば大根
まろやかな味わいでビールがススム!!
※画像内の矢印を押すと画像が切り替わります。
青空レストラン公式通販「日光食品ゆば」のお取り寄せ
今回青空レストラン公式通販で、日光食品の「日光 揚巻ゆば」と「日光 乾燥ゆば」のお取り寄せが可能です。
■ 青空レストラン公式通販・日光 乾燥ゆば2パックセット:値段(¥3,600消費税)のお取り寄せはコチラ!
おすすめレシピ
お味噌汁の具に!できあがったお味噌汁にそのまま入れ、弱火で3分ほど加熱してください。
ゆばチップに!180℃の油でさっと揚げ、塩やコンソメパウダー等をかけて頂きます。
おひたしに!80℃くらいのお湯で5分戻し、水気を切って野菜と煮びたしで頂きます。
まとめ
—– 「日光ゆば」のまとめ —–
◇ 「ゆば」は大豆から豆乳をつくり豆乳をじっくり煮たときにできる薄い膜を引き上げたもの
◇ 約1200年前に中国から京都と滋賀県の県境の比叡山の延暦寺に伝わり、精進料理の材料として修験者が食していた
◇ 山に入るときに、軽くて保存が効き、大豆のタンパク源を効率よく摂れるので栄養源として重宝していた
◇ 社寺でも僧侶や神官の食品として常用され、明治時代に庶民に広まった
◇ 日光の「ゆば」は、原料となる大豆を一晩、日光山の霊水と呼ばれる清らかな水に浸す製法をとっており、「ゆば」の旨味を引き立たせる
◇ 日光では「湯波」京都では「湯葉」と漢字表記される
◇ 京都の「ゆば」は、薄い膜を引き上げる際、膜の端に串を入れて引き上げるため、仕上がりが平たい「一枚仕上げ」
◇ 日光の「ゆば」は、串を入れて二つ折りにするように引き上げる「二枚仕上げ」で、間に豆乳が残されている
◇ 京都の「ゆば」は自然乾燥させることが多い
◇ 日光では揚げたものが多い
◇ 日光の湯波は、揚げている物が多いので油抜きをしてから食べる
サムネイル画像、アイキャッチ画像、本文中の画像は、楽天市場の乾燥湯葉画像を使用しています。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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