プロフェッショナル 医師・長尾能雅[名古屋大学病院/医療安全管理者]wiki風プロフィール!見逃し動画配信や再放送いつ?医療事故をなくせ

スポンサーリンク

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀(2019年2月25日放送)」は、「医療事故をなくせ、信念の歩み~医師・長尾能雅~」と題し
「名古屋大学医学部附属病院 副病院長/医療の質・安全管理部 教授」の医師・長尾能雅先生の仕事の流儀が紹介されます。

今回のプロフェッショナルのスタッフは、医療事故の原因を徹底的に解明し、再発を防止するための策を練る医師
名古屋大学病院の医師・長尾能雅に密着しました。

長尾能雅先生は、医療をよりよいものにするために、
今なお絶えない医療事故の原因を徹底的に解明し続け、
再発を防止するための策を練る、日本の「医療安全」のパイオニア的存在です。

これまでも主治医などに聞き取りを行い、事故の原因を徹底的に追求し
院内で起きるさまざまなトラブルに毅然と対応して来ました。

事故を未然に防ぎ、被害を最小化するために格闘する日々を送り
患者の悲劇を減らし、医療をよりよいものにするために
院内で次々に上がってくるトラブルの報告に対し
時に診療科の壁を取っ払い、時に反発する医師たちを説き伏せながら
「医療安全」専門の医師という、全く新しい分野の道を切り開いて来ました。

今回は、長尾先生の「逃げない、隠さない、ごまかさない」という信念と哲学に迫ります。

※プロフェッショナル・仕事の流儀は再放送日は未定ですが見逃し動画配信が有りますよ♪

※「プロフェッショナル・仕事の流儀」は、見逃した方やもう一度見たい方は再放送の他、U-NEXTで見逃し動画配信が有ります。

しかもU-NEXTで見逃し動画配信は31日間無料で視聴が可能です!

スポンサーリンク

名古屋大学病院の医師・長尾能雅のプロフィール・経歴

長尾能雅先生のwikiが無いので簡単にプロフィールをまとめました。

学歴

【1988年4月】群馬大学 医学部 医学科入学
【1994年3月】群馬大学 医学部 医学科卒業

職歴

【1999年4月】公立陶生病院呼吸器・アレルギー内科医
【2001年4月】名古屋大学医学部 第二内科学教室 医員
【2003年7月】名古屋大学医学部附属病院 呼吸器内科 医員
【2004年4月】土岐市立総合病院 呼吸器内科 医長
【2005年10月】京都大学医学部附属病院 医療安全管理室 室長・助教
【2011年4月】名古屋大学 医学部附属病院 医療の質・安全管理部 教授
【2012年11月】名古屋大学 医学部附属病院 副病院長

役職

2011年4月~ 医療の質向上・安全推進委員会 委員長
2015年4月~病院質向上推進本部会議 委員長
2011年4月~インフォームドコンセント委員会 委員長
2013年4月~診療環境健全化推進委員会 委員長
2011年4月~2015年3月 医療の質向上推進委員会 委員長

医療ミスに対する取り組み

昨年2018年4月22日より6月24日まで、TBS系日曜劇場で放映されたドラマ「ブラックペアン」が高視聴率で注目を浴びました。

このドラマは、嵐の二宮和也さん主演で、病理医として国立研究開発法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院に勤務する海堂 尊(かいどう たける)さんが原作で、ある患者の体内に手術で物をつかんだり牽引したりするのに使用するハサミの様なペアン(鉗子・かんし)が残されている事がレントゲンで発見された事に始まる医療事故がテーマになっていました。
※このペアンは止血の為に意図して残された事が最終回で明かされました。

プロフェッショナル仕事の流儀の予告でもレントゲンで手術患者の体内にペアンの様なモノが映し出されていました。

そんな病院内での事故に対し、科の垣根を超え、
医療ミスに対する情報をどんなことも隠さずに共有し、
情報共有により、対処出来る科の医師が対応するルーティンが必要となっています。

大学病院は最新の医療システムが使われる反面、最新の医療システム故、
トラブルに対する対応策が蓄積さえていない為、
医療ミスも起きてしまう要因ともなっており、
最新の医療システムと医療ミスは表裏一体となってしまっています。

事故の事例として2017年10月19日に名古屋大病院で
倦怠感を訴え受診した男性患者のCT画像(コンピューター断層撮影)結果に
大腸がんの疑いがあると指摘した報告書を、
担当医が約7ヶ月にわたり確認を怠った為、
その間に他の臓器にがんが転移し治療が遅れ、
男性が亡くなる医療事故が発生しました。

その対応として医師が報告書に目を通したか把握する
既読未読管理システム
が開発されました。

このシステムは、未読が30日以上続くとその医師が所属する医局長に伝え、
更に60日以上が経過しても未読が続くと医療の質・安全管理部に通知が行くシステムです。

既読・未読管理システムにより
未読のまま放置される報告書は無くなりましたが
現状は、医師が報告書の内容を正しく理解したかどうかはまでは分からないという課題もあります。

「逃げない、隠さない、ごまかさない」という信念

長尾能雅先生の「逃げない、隠さない、ごまかさない」という信念は
名古屋大学医学部附属病院の関連病院で呼吸器内科医で呼吸器内科医時代に
病院が院是として掲げていたものです。

その院是を長尾能雅先生の哲学とし、医療安全の道を志し、勉強しました。

しかし、時代はインシデントレポートシステムはおろか、安全管理マニュアルすらも存在しない時代でした。

・ 真実を伝える事が患者の幸せになる訳では無い
・ 医療事故は、弁護士や保険会社に任せてけば良い

という空気が流れていました。

医療ミスがあっても「罪を認めることになるので、患者には決して謝罪してはならない」
と教えられ、医師として、患者とトラブルを起こさないようにうまく立ち振る舞う事を求められていました。

長尾能雅先生は、そんな医療現場のミスを認めない慣習に違和感を覚えていました。

転機になったのは、2002年8月に名古屋大学医学部附属病院で起きた
潰瘍性大腸炎患者に対する腹腔鏡下手術による死亡事故でした。

執刀医が腹腔鏡挿入トロッカーという器具を挿入する際に腹部大動脈を損傷してしまい、
患者は大量出血を起こし、懸命な救命医療も及ばず死亡した事故です。

この事故を期に当時の名古屋大学医学部附属病院・二村雄次院長は事故対応に取り組む姿勢として
「逃げない、隠さない、ごまかさない」という基本方針を定めました。

そして、事故の原因究明と再発防止策の立案を目的に、
国立大学病院として初めて学外委員3人を含む医療事故調査委員会を設置しました。

この医療安全に対する名古屋大学医学部附属病院の取り組みから
長尾能雅先生は、現・呼吸器内科教授長谷川好規講師から
上田裕一医療安全担当副病院長(現:奈良県総合医療センター総長)に紹介され
安全管理部の初代の専従医師の座を打診されました。

それを期に、医療安全を独学で学びますが、所属する呼吸器内科の医療安全に対する考え方の違いにより
安全管理部の初代の専従医師の座経ち消えとなってしまいました。

しかし、この経緯を知った、京都大学医学部附属病院・副病院長の一山智先生から
医療安全管理室室長のポストのオファーが舞い込み、
自分の生涯の仕事になる事を直感し、京都大学医学部附属病院・医療安全管理室室長として迎えられました。

決めたキッカケには、一山智先生からの
「京都大学医学部附属病院にとって、医療安全の取り組みは最優先事項で、
医療安全なくして病院運営は成り立たない」
との殺し文句がありました。

約6年にわたり京都大学医学部附属病院で医療安全管理室室長を務めた2011年初頭、
当時の名古屋大学医学部附属病院の松尾清一病院長より
「医療の質・安全管理部に専従の教授ポストを設けるので、是非前向きに考えてほしい」
との要請が有りました。

京都大学医学部附属病院との協議の結果、京大病院幹部の
「当院で新しいジャンルを切り拓いた君が、
名大病院でリーダーとなって力を発揮することは、
京大病院の業績であると同時に、
日本の医療安全の発展にとって極めて意義のあるなので
迷っている場合ではない」
という後押しがあった為、
2011年4月、古巣の名古屋大学医学部附属病院で病院長補佐兼、
「医療の質・安全管理部部長」に着任しました。

そして2012年には副病院長として迎えられました。

スポンサードリンク



トヨタ式カイゼンを導入

奇しくも名古屋大病院がある愛知県は自動車メーカー大手トヨタの本拠地でも有ります。

トヨタでは英語にもなったカイゼンという品質管理システムで無駄な在庫を無くして業績を挙げました。

そのトヨタとタッグを組み、医療現場での医療ミスを無くすカイゼンの取り組みが開始されました。

「明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム」の略称で
ASUISHI(あすいし)と名付けられました。

このカイゼンプログラムにより医師と民間企業の危機管理に対する考えの乖離が浮き彫りになりました。

例えば、ASUISHIに参加した医師は、
年間数十件の患者誤認が起きている事例のカイゼンとして
「患者誤認の半減」という目標を立てました。

しかし、講師から「産業界では不良はゼロが基本」
という民間企業としては当たり前の指摘を受けました

そして、これを医療界に当てはめれば
「患者誤認はあってはならない」とも指摘を受け、
目標を「患者誤認の撲滅」に変えた事もありました。

「顧客第一」のトヨタ方式に対して
「患者第一」がASUISHIでは求められています。

他にも医療安全の取り組みとして
現在は国としても医療安全に対する機運が高まり
「医療事故調査制度」が制定されました。

医療事故調査制度

2015年(平成27年)10月1日「医療事故調査制度」が施行されました。

医療事故調査制度は、2014年(平成26年)6月18日に成立した、
医療法の改正に盛り込まれた制度です。

この調査制度は、医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、
その調査報告を民間の医療事故調査・支援センターなどの第三者機関が
事故原因の収集・分析することで
再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組みです。

あくまでもこの調査制度の目的は、
医療の安全を確保する為」に
医療事故の再発防止を行う」ことであり、
責任追及を目的とした制度では有りません。

嘗ては「医療事故は、弁護士や保険会社に任せてけば良い」という空気が漂っていた医療界も
「逃げない、隠さない、ごまかさない」という空気に変わってきています。

プロフェッショナル」(2019年2月25日)「医師・長尾能雅」を見逃した方へ

プロフェッショナル・仕事の流儀を見逃した場合

再放送で観るよりも動画配信がオススメです。

プロフェッショナル仕事の流儀は再放送が有りますが、不定期で特に事故や事件、イベントなどがあると先送りされてしまいます。

再放送を見ようと録画をセットしていたら全然違う特番が録画されていた事は有りませんか?

そんな経験がある方にオススメなのが

プロフェッショナル・仕事の流儀」の見逃し配信動画サイト[U-NEXT]で見る事です。

[U-NEXT]は、NHKオンデマンドのサービスを使っているので

[プロフェッショナル・仕事の流儀]」の他、

歴史秘話ヒストリア

クローズアップ現代+

人気番組だった
その時歴史が動いた

歴史ドキュメンタリー
映像の世紀

なども配信されています。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓プロフェッショナルの見逃し配信[U-NEXT]で視聴はコチラ!

プロフェッショナルの見逃し配信[U-NEXT]で視聴はコチラ!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑


プロフェッショナルの見逃し配信[U-NEXT]で視聴はコチラ!


31日間は視聴無料ですので試しに登録してみては如何でしょうか?

U-NEXTは31日間は視聴無料なのでその期間内なら解約も簡単に出来ます♪

U-NEXTは31日間無料視聴可能

「プロフェッショナル・仕事の流儀」は見放題では無くポイント216円(216ポイント)での視聴ですが、初回は600円分のポイントが与えられるので実質視聴無料で観る事が出来ます。

U-NEXTは初回600円分のポイントがプレゼントされます

プロフェッショナルの見逃し配信[U-NEXT]で視聴はコチラ!

解約も簡単で、期間内なら以下の方法で解約出来ますので、気構えずに31日間の無料でお試ししてみて下さい。

U-NEXT解約方法はコチラ

IDはそのまま残るので再契約も簡単です!

※本ページの情報は、2018年1月時点でのものです。
最新の配信情報はU-NEXTサイトにてご確認ください。

U-NEXTの「プロフェッショナル・仕事の流儀」の見逃し視聴まとめ

見逃した場合や、もう一度観たい場合、U-NEXTの見逃し動画配信で観る事ができる
U-NEXTは31日間は視聴無料なのでその期間内なら解約も簡単に出来る
「プロフェッショナル・仕事の流儀」は見放題では無くポイント216円(216ポイント)での視聴だが、ポイントも初回は(600円分のポイント)与えられているので実質視聴無料で観る事が出来る

医師・長尾能雅先生についての参考資料

医療事故調査制度


名古屋大学医学部附属病院・医療の質・安全管理部

本日は最後までご覧いただきありがとうございました。

スポンサーリンク