アンビリバボー ジェニファー・トンプソンさんのレイプ事件はDNA鑑定で冤罪!ロナルド・コットンと真犯人ボビー・プールがそっくり!【画像・動画】11月17日
感動のエピソードや信じられない正にアンビリバボーな事件を紹介するフジテレビの奇跡体験!アンビリバボー(2016年11月17日放送)では、レイプ事件で逮捕された犯人が実は冤罪での不当逮捕だっただけでなく服役した刑務所に真犯人がいて、自分の無罪をDNA検査で証明したというアンビリバボーな事件が紹介されます。
事件の被害者は、ノースカロライナ州の女子大生ジェニファー・トンプソンさん、容疑者はロナルド・コットン容疑者(当時:22歳)。
そして事件の真犯人はボビー・プール容疑者。
結果的にはジェニファー・トンプソンさんの証言を当てにして検察のズボラな捜査が引き起こした冤罪事件ですが、あながちスボラな捜査だけが引き起こした冤罪事件とは言えないアンビリバボーな要素があったのです!
そして、事件のカギを握っていたのはNFLプロバスケットボール選手O・J・シンプソンという不思議な組み合わせです・・・・。
アンビリバボー(2016年11月17日)では、1984年7月ノースカロライナ州で起きたジェニファー・トンプソンさんのレイプ事件で逮捕されたロナルド・コットン(当時:22歳)の罪がDNA検査の結果冤罪として認められ真容疑者がロナルド・コットンと同じ刑務所で服役していたボビー・プール容疑者と判明!
その冤罪を証明したのはNFLプロバスケットボール選手O・J・シンプソンが起こしたO・J・シンプソン事件がキッカケでした。
今では冤罪を深く詫たジェニファー・トンプソンさんとロナルド・コットンさんは家族ぐるみの親しい友だちになるというアンビリバボーな真実が紹介されます。
就寝中のジェニファー・トンプソンさんが襲われるレイプ事件
1984年7月ノースカロライナ州のイーロン大学に通う女子大生ジェニファー・トンプソンさんが就寝中、顔に突きつけられたナイフの冷たさで目を冷まします。
ジェニファー・トンプソンさんはお金なら出すからと命乞いをしますが、犯人の目的は金銭ではなくレイプが目的でした!
ナイフで嫌がるジェニファーさんを脅しながら犯人は犯行を実行しました。
その間、ジェニファーさんは、復讐心がやどり冷静に犯人の声や顔の特徴をつかむ様努めていました。
そして、犯人が目的を済ますと、飲み物すすめるフリをして脱出!
そして隣家に飛び込み電話で警察へ通報しました。
容疑者逮捕
冷静に犯人の特徴を記憶していたジェニファーさんの証言を元に作成されたモンタージュ写真によりジェニファーさんの近所のレストランの従業員くロナルド・コットンが通報により浮かび上がり警察によりロナルド・コットンの事情聴取がとられます。
何もしていないロナルド・コットンは素直に事情聴取に応じ、アリバイを証明する為、事件当日はバーで飲んでいたと証言。
しかし、警察がそのバーに行って聴取した所、ロナルド・コットンは来店していなかったと証言します!
アリバイが崩れ、ロナルド・コットンは容疑者として逮捕されてしまいました。
実は、警察が疑ったのには理由が有り、ロナルド・コットンは16歳のときに彼女の自宅に忍び込み母親をレイプした前科があったのでした。
それだけでなく、聴取を受けていた時の所持品に、ナイフを隠し持っていた事も心象を悪くしました。
写真の2番のプラカードを持つ容疑者が犯人に100%間違いない!
ジェニファーさんは警察署に呼ばれ容疑者7人がそれぞれに割り当てられた番号が記載されているプラカードを盛って写っている写真を見せられ、中に犯人が居るか?
と証言を求められ自信を持ってこう答えました。
「2番が犯人です!100パーセント間違い有りません!」
ロナルド・コットンはレイプの犯人として裁判にかけられる事になった瞬間でした。
裁判の結果・終身刑プラス50年の刑
裁判の結果、ロナルド・コットン容疑者に下された量刑は、ノースカロライナ州独自の量刑で50年が加算され「終身刑プラス50年の刑」で刑務所に服役するのでした。
絶望的な量刑の中、刑務所でロナルド・コットン容疑者はアンビリバボーな出来事に遭遇します!
アンビリバボーな出来事!目の前に事件の真犯人が!
服役中ロナルド・コットンは、刑務官に聞き覚えの無い名前で何度も呼び止められます。
その聞き覚えの無い名前は「ボビー・プール」という名前でした・・・・。
真犯人の名は、ボビー・プール!
名前を間違えられたボビー・プールという男を見てロナルド・コットンは驚きます。
自分と瓜二つの顔なのです!
左が真犯人ボビー・プール、右がロナルド・コットン容疑者です。
これではジェニファー・トンプソンさんが見間違えるのも無理は有りません!
画像出典:NBCニュース
ボビー・プールはレイプ事件の罪で服役しており、ロナルド・コットンは他の受刑者にジェニファーさんのレイプ事件の真犯人は自分だと吹聴してた事を聞きつけます!
これは冤罪だ!ボビー・プールを真犯人として告発する手段はないのか・・・?
バスケットボールの大スターO・J・シンプソンの起こした事件
ロナルド・コットン容疑者は、テレビやラジオで連日報道される1995年プロバスケット選手O・J・シンプソンが関係したとされるた殺人事件O・J・シンプソン事件で冤罪を証明出来る方法を知りました。
O・J・シンプソン事件の証拠として今では当たり前の「DNA鑑定」が採用されていたのです。
ロナルド・コットンはDNA鑑定の知識が無く、ジェニファーさんのレイプ事件ではDNA鑑定の請求は行われないまま裁判で刑が確定したのでした。
ロナルド・コットンの弁護士により、ロナルド・コットンの体液と奇跡的に保存されていた事が分かったジェニファーさんのレイプ事件の際、採取れていたDNA、そして、ボビー・プールが収監されるキッカケとなったレイプ事件のDNAサンプルでの鑑定結果は、ボビー・プールの体液とジェニファーさんのレイプ事件の際、採取れていたDNAが一致!
それは、ロナルド・コットンの冤罪が証明された瞬間でした!
ロナルド・コットンは、事件から11年後、開放されれたのです!
そして、ノースカロライナ州から賠償金を受けとり、結婚もし、長女も設けるという幸せも掴みました。
ジェニファーの“苦しみ”と“恐怖”
冤罪が証明されロナルド・コットンが幸せを取り戻したのと対照的に、ジェニファーさんは“苦しみ”と“恐怖”に襲われていました。
それは、無実のロナルド・コットンさんを11年もの間服役させてしまったという良心の呵責からくる「苦しみ」・・・
そしていつかロナルド・コットンさんに復讐されるかもしれないという「恐怖感」に恐れる日々を過ごしていました。
やがて2年の月日がながれ、二人が面会しジェニファーさんが謝罪する場としが設けられました。
ロナルド・コットンさんの一言に救われる・・・
とある教会で、二人は初めて面会します。
ジェニファーさんはロナルド・コットンさんに涙を流しながら深い謝罪・・・。
その時、ロナルド・コットンがとった行動は・・・?
ロナルド・コットンさんは無言でジェニファーさんに手を差のべました。
そして、ジェニファーさん返ってきた言葉は・・・
「I forgive you(貴方を許します)」
それはジェニファーさんを2年間苦しめた呪縛から開放された瞬間でした!。
現在の二人
ロナルド・コットンさんは冤罪も証明され家族も出来幸せな日々を送るだけでなく、今ではジェニファーさんと家族ぐるみの友達となっています!
それだけでなく、この冤罪の回顧録を共同で出版、そしてテレビや新聞のインタビューでマスメディアしたり、冤罪についての講演をこなすパートナーとして活動しています。
講演動画:
まとめ
ロナルド・コットンさんの証言で事件当日は、バーに居たというアリバイが崩れ逮捕となった訳ですが、実はロナルド・コットンさんの記憶違いで、バーに行った日は別な日で事件当日は自宅に居た事が後に証明されました。
そして、DNA鑑定という方法があったのに行われなかった、などジェニファーさん記憶だけが証拠になったというズボラな捜査が行われた上、冤罪が証明されると事件を捜査した検察官の中には、街で出会うと慌てて逃げ出す検察官も居るなど事件に対する不信感がいっぱいの様子です。
それにしても、訴訟社会のアメリカで「許す」との一言で片付けてしまうロナルド・コットンさんの心の広さはスゴイですね!
本日は最後までご覧頂き有難うございました。
DNA evidence exonerated him; today they’re co-authors fighting for justice
画像引用元:NBCニュースShe sent him to jail for rape; now they’re friends
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