プロフェッショナル 小児集中治療医/植田育也ヒゲの医師の経歴(プロフィール) PICUとは?5月15日の動画を見逃し配信で!
NHK「プロフェッショナル」第323回/2017年5月15日(月)放送では小児集中治療医・植田育也さんの仕事の流儀が紹介されます。
「道をひらく、小さな命のために」と題し小児集中治療室”PICU”での活動が取り上げられます。
再放送日は、未予定で見逃した方は、[U-NEXT]の見逃し配信で視聴してみては如何でしょうか?
植田育也 経歴(プロフィール)
大火傷などのケガや重い病気で命の瀬戸際に立つ子どもを、その危機から救い出す埼玉県さいたま市の「埼玉県立小児医療センター」(PICU)の集中治療科長、「ヒゲの医師」として植田育也先生が紹介されます。
専門は、小児科、小児集中治療医学、小児救急医学、資格は、米国小児科専門医、米国小児集中治療専門医、日本集中治療医学会集中治療専門医、日本救急医学会救急科医専門医の資格を有しています。
昭和42年生まれ
1991年 千葉大学医学部卒業
1991~1994年 千葉大学医学部小児科及び関連病院で一般小児科研修
1994~1998年 米国シンシナティ小児病院でスキルを磨く
Children’s Hospital Medical Center(Cincinnati, Ohio)
1998~2006年 長野県立こども病院
(救急・集中治療科副部長)
PICU開設
2006~2015年 静岡県立こども病院
(小児集中治療センター センター長兼小児集中治療科 医長)
PICU開設
2015年(平成27年)「埼玉県立小児医療センター(PICU)」勤務
2016年(平成28年)「埼玉県立小児医療センター(PICU)」集中治療科長
PICU(Pediatric Intensive Care Unit)小児集中治療室とは?
ICU(Pediatric Intensive Care Unit)小児集中治療室とは「こどもの集中治療室」で、「小児医療の最後の砦」と言われ、集中治療が必要な重症な小児患者に対し24時間高度な治療に対応出来る医療スタッフが常駐する集中治療室です。
1~4歳児の死亡率は先進国7カ国中ワースト2の現状
日本の1~4歳児の死亡率は先進国としては21位と高く、先進国7カ国(米、英、仏、独、伊、加、日)の中でアメリカに次いでワースト2と最悪なのをご存知でしょうか?
アメリカの場合、犯罪により命を失うケースが含まれているので、病的要因で亡くなる率だとワーストとも言われています。
その要因の一つとして考えられているのがPICU(Pediatric Intensive Care Unit)小児集中治療室の施設数、病床数が他の先進国と較べて著しく少ないためで、救える命が救えなかった事が考えられています。
植田育也先生が小児科医を目指したのは高校生の時にテレビで飢餓に苦しむ子どもの姿を見た事がキッカケでした。
あまりにも悲惨な光景に心が動かされ、小児科医を目指し、千葉大学医学部に進学しました。
卒業後は、千葉大学医学部小児科と関連病院で一般小児科研修を受けますが、日本では、成長期の小児患者治療の為には多種多様な医療器具や設備が必要でインフラ整備の負担が経営を圧迫する為、病院の採算が取りにくく、PICUは国立成育医療研究センター(旧・国立小児病院)しか無いなど日本での小児医療の限界を感じ、小児救急の先進国アメリカオハイオ州のシンシナティ小児病院でスキルを磨きました。
小児医療のパイオニア
植田育也先生は日本で、全国の子供達を救いたいとの想いから小児医療センターの新規展開と医師の育成を開始しました。
最初に立ち上げたのは「長野県立こども病院」(2001年)でした。
植田育也先生は全国の10ヶ所医院にPICUを開設したいと嘆願する手紙を送った所、長野県の医院長の賛同を得られ、長野県で最初のPICUの立ち上げが決まりました。
その後、軌道に乗ると2006年静岡県立こども病院にPICUを開設。
そして、現在の最大のPICU・埼玉県立小児医療センターを立ち上げ、現在は集中治療科長として後身の育成を担っています。
おはようございます。春台風一過、今日は最高気温30℃の予報のさいたま市です。連休も明け、やっと事務仕事のセットアップが終わりつつあります。新しい名刺。散々配らせていただいた左の静岡の名刺も、あと2枚となりました。大事に取っておきます。 pic.twitter.com/Mngk3vdBlu
— 植田育也 Ikuya Ueta (@Ikuya_Ueta) 2015年5月12日
プロフェッショナル 2017年5月15日(月)放送「小児集中治療医・植田育也」を見逃した方へ
プロフェッショナル・仕事の流儀の見逃しの場合、再放送よりも動画配信がオススメです。
プロフェッショナル仕事の流儀は再放送が有りますが、不定期で特に事故や事件、イベントなどがあると先送りされてしまいます。
実際、再放送を見ようと録画をセットしていたら全然違う特番が録画されていた事は日常茶飯事です(笑)
そんな経験がある方にオススメなのが
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※本ページの情報は、2018年1月時点でのものです。
最新の配信情報はU-NEXTサイトにてご確認ください。
植田育也先生が勤務する埼玉県立小児医療センターはどこ?
先日の埼玉小児医療センターセミナー、4名ほどの追加申し込みがあり、小児科研修医の応募者増につながると思います。皆様に宣伝いただいたお陰さまです。ありがとうございました。駅側からアプローチした新病院の様子です。 pic.twitter.com/cbV0zYwuwG
— 植田育也 Ikuya Ueta (@Ikuya_Ueta) 2016年8月17日
住所:埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2
電話:048-601-2200(代表)
まとめ
植田育也先生のご活躍は、以前TBSの「夢の扉+」で拝見しました。
「夢の扉+」では植田育也先生の元で学んだ研修生が九州で新規でPICUを立ち上げる事が紹介されました。
その時点ではPICUは未だ4施設しかPICUが有りませんでしたが、日本経済新聞によると2016年8月の時点で11施設まで増えている様ですね!
しかも死因の1位だった交通事故など不慮の事故が減少しているとの事で、未だまだ全国に広まるまでは時間が掛かりそうですが、「夢の扉+」で語った植田育也先生の「PICUが広まって、一人でも元気になってくれればいいな」という夢が一歩一歩叶い続けていますね!
■プロフェッショナル・仕事の流儀を見逃した方は、[U-NEXT]の見逃し配信で視聴してみては如何でしょうか?
サムネイル画像、アイキャッチ画像は植田育也先生のツイッターのプロフィール画像をを使用しています。
・・・ツイッターと言えばキラキラネームは「救急隊から患者情報入電の際、通常使う漢字で、常識的な読みでないと、患者IDを作り間違える・・・」とツイートして話題になりました。
キラキラネーム、頼むからやめてください。救急隊から患者情報入電の際、通常使う漢字で、常識的な読みでないと、患者IDを作り間違えます。あとで作り直すと2つIDが出来て、取り違えの危険性が増します。電話で伝わる名前にしてください!!http://t.co/xnAOqhtF1q
— 植田育也 Ikuya Ueta (@Ikuya_Ueta) 2013年7月30日
救急の仕事なのでいちいち電話で漢字の読み方、書き方を聞き直す時間が勿体無いですものね。
本日は最後までご覧いただき有り難うございました。
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