アンビリバボー 排水溝からペットボトルで助けられた子猫のココ!大阪の奇跡の9日間の救出劇!11月16日

2017年11月17日

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奇跡体験!アンビリバボー(2017年11月16日放送)は、排水溝から助けられた子猫ココの奇跡の救出劇!

2013年9月1日、大阪府吹田市に住む老夫婦(夫・早瀬健さん、妻富久美さん)が、自宅近くの雨水を流す側溝の下から響く子猫の鳴き声に気付きますが子猫は、その先の縦穴(下水道につながる排水管)に落ちており最悪な事に翌日は降水確率は90%でこのままだど子猫は流れてくる雨水で溺れてしまう!

降り続く雨の中、救出を諦めなかった夫婦と子猫の奇跡が紹介されます。

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排水溝から助けられた猫ココ

コピーライターの糸井重里さんのツイートである猫の救出劇がTwitterで拡散されました。

それは、猫柄小物作りをしている「りょう吉さん」の「排水溝に落ちた子猫を救え!両親が子猫を助けた記録のまとめです。」という野良猫(子猫)が排水溝にはまって泣いていたところを両親により助けられて実家で飼われる様になって4年目を記念して、両親の救出劇をまとめたツイートを投稿した内容に対して、猫を救出したりょう吉さんのお父さん(早瀬健さん)を称えるリツートでした。

子猫の鳴き声

2013年9月1日、りょう吉さんの実家(大阪府吹田市)の側溝の下から響く子猫の鳴き声にりょう吉さんの弟さんが気付きました。

側溝を見ても猫の姿は見えません・・・

よくよく見ると溝には雨水を地下に流し下水に導く横穴が空いておりパイプが通されており、更にその横穴の2メートル先には直角に真下に向かってパイプを通す縦穴が空いており下水に導いくT字の構造になっている事がわかりました。

鳴き声はその縦穴からきており、どうやら猫は横穴から誤って縦穴に落ちて助けを求めている事がわかりました。

助けるにしても猫がやっと入れる程度のパイプなので人が入れる余地は有りません!

しかも翌日の降水確率は90%で、夕方からは雷雨になる予報で、このままでは、流れ落ちる雨水で子猫が溺れてしまう!

9月2日消防員到着

翌9月2日通報により消防員3人が駆けつけました。

しかし、非情にも、道路を掘り起こす必要がある為、救助は不可能との事でした。

それだけでなく奥さんに対し「地下を寝床にして住んでいる猫ではないですか?」と言い残し現場を立ち去りました。

9月3日

りょう吉さんの両親は自力で子猫を救出する事を決意します。

先ず、インターネットで似たように溝にはまって逃げられなくなった猫の救出例を探し出しました。

その結果シーツを結び合わせロープを作りハシゴの様に足場となる結び目を作り、先端におびき寄せる為のソーセージをくくりつけました。

そのシーツをホースで押入れていきました。

その結果、シーツの長さから縦穴の長さもつかめ横2メートル縦1.3メートルと長さが導かれました。

引き上げてみるとソーセージは無くなっていました。

救出は失敗しましたが、餌を食べてくれたので一命は食い止めたと安心しました。

9月4日~5日

試行錯誤は続きますが、餌の猫缶やソーセージが無くなるだけで、猫を引き上げるは出来ません。

雨もきつくなてきて、いよいよ排水口には水が溢れ出し、子猫の鳴き声は聞こえなくなってしまいました・・・。

その日、奥さんは「助けられなくてごめんね。明るい天国に行って・・・」とお風呂で合掌したそうです。

9月6日再び鳴き声が!

出かけようとしたご主人が、慌てて家に戻って来ました。

なんと溝から猫の鳴き声がしたのです!

しかし、もう餌が残っていなかったので、奥さんは慌ててスーパーにソーセージと猫缶を求め向かいました。

そしてロープで、餌を縦穴に這わせました。

9月7日猫は生きようとしている!

翌7日ロープを引き上げました。

相変わらず猫はロープを伝って出てきませんでしたが、ソーセージも無くなり猫缶も空っぽでした。

奥さんは猫は生きようとしている事に胸が熱くなり、ご主人もこれで助ける事が出来る!と実感しました。

ご主人は、他に救出する方法を再び模索し始めました。

雨もやみこんどは飲水の不足も考えられたので、奥さんはホースで少しお水を流しておきました。

9月7日~9月8日ペットボトル

ご主人は、ペットボトルに穴を開け、餌を求めてペットボトルの穴に入った猫を引き上げる案を思いつきました。

先ずは試作1作目はペットボトル横に穴を開け入りやすさを考えて試してみました。

入りやすい代わりに逃げやすい構造だったので、餌を求めて入って来ましたが引き上げる時に驚いたのか逃げられてしまいました。

2作目は、入りやすく出にくい構造として、川魚の漁をヒントに、ボトルの上の部分をカットし、その部分をひっくり返してジョウゴの様にして本体に差し込みタコ糸4本で固定してみました。

見事に猫はペットボトルに入りましたが、持ち上げる途中でペットボトルの角がパイプに引っかかり、引き上げに手間取り、その間に猫が暴れてタコ糸を2本切ってしまいジョウゴがハズレ逃げられてしまました。

もう一度直してペットボトルを投入しましたが、よほど怖かったのか猫は警戒し近寄ることもなく8日目が過ぎました。

9月9日ペットボトル3作目

その結果からペットボトル本来のクビレの形を活かし、ペットボトルの上部をカットしたのみのシンプルな構造にし、切り口で怪我をしないよう切り口を細かく切りこみをいれて折り曲げた3作目が出来上がりました。

そして、猫が入った事が確認出来るように釣り用の鈴を取り付けました。

早速完成した3作目を溝から投入すると微かに鈴の鳴る音がし、ロープが引っ張られ始めました。

ご主人は慌てず2呼吸ほど待ってから一気に引き上げました。

「入ってる!!」

ご主人が叫びました。

引き上げられたペットボトルには下半身がずぶ濡れの子猫の姿が!

嬉しさで涙を堪えていた奥さんも思わず万歳三唱してしまったのでした!

名前はココ

このりょう吉さんの両親により奇跡的に救出された子猫は、助けられた日が9日(ここのか)だったので「ココ」と名付けられました。

■排水溝から救出された子猫ココ2013年9月9日~救出直後~

やっぱりパパの抱っこが一番落ち着くみたいです

救出後、動物病院で検査を受けてりょう吉さんのブログ「猫的写真館」で里親募集されました。

実は、ご主人は動物は好きなのですが、旅行などで外出が多くかまってやれない、その他、抜け毛が散らかったり、柱に傷がついたりするのに拒否感が有るため、ずっと動物を飼うことを拒否していたのです。

しかし・・・ココはご主人に懐いてしまったので、ご主人も感情移入してしまい、りょう吉さんの家族として迎えられる事になったのでした♪

現在

現在は、大きく成長しています。

話はこれで終わりでは無かった!

それだけでなく運命のいたずらか、ココを助けた翌年の2014年6月、今度は黒猫が同じ溝にハマってしまった所を救助され、ナナと名付けられココの兄弟として仲良く暮らしています。

ココはご主人に懐いていてナナは奥さんに懐いている様です。

そして、ココが迷い込んだ横穴を、ご主人が行政の許可を得て猫が入り込まない様にネット柵で覆いました。

まとめ 書籍(本)・フォトブック

アンビリバボーでは実際に救出で使われたペットボトルが登場するかもしれません。

救出から現在までをまとめたフォトブック「排水溝から助けられた猫ココ」が再販されました。
ココちゃんに興味を持たれた方は是非どうぞ!

排水溝から助けられた猫ココ/フォトブック

ココの様にアンビリバボーで紹介された幸せを読んだ野良猫ボブの奇跡のエピソードも併せてご覧下さい。
このエピソードは「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の題名で映画化されました。
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サムネイル画像、アイキャッチ画像、本文中の画像は、りょう吉(猫モノ作ってますが休業中) (@ryokichi77) のツイッターの画像を使用しています。

本日は最後までご覧いただきありがとうございました。

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