プロフェッショナル 左官・久住有生の施工作品!ケーキ・スイーツ店パティシエ エス コヤマはどこ?通販は?見逃し動画 7月9日
NHKプロフェッショナル・仕事の流儀(第362回 2018年7月9日-月曜日-放送)は、「わからない”が、たのしい~左官 久住有生」と題し、左官株式会社代表、左官職人・久住有生(くすみ・なおき)さんの仕事の流儀が紹介されます。
久住さんは、天才左官と名高い父久住親彰氏のスパルタ教育で、3歳から鏝(こて)を持たされ、20歳の若さで、京都御所の外壁修復
しかし、高校生の夏休みにアントニ・ガウディ設計の「サグラダ・ファミリア」に衝撃を受けるまでは、左官を目指していた訳では無く、親への反発もあり、ケーキ屋のパティシエを夢見ていました。
そして兵庫三田市のチョコレートで世界チャンピオンとなったパティシエ小山進さんのケーキ店パティシエ エス コヤマケーキの新店舗の施工を依頼され、パティシエを目指していた夢が左官としての仕事として叶う事にもなりました。
左官職人・久住有生さんのプロフィール
湿度の高い日本で、調湿機能がある漆喰や土壁は重宝されてきましたが、時代は和風建築が少なくなり短期間で建てられる工法の住宅が増え壁も安価な壁紙で完成した状態で組み合わせるだけになり、壁の仕上げを担う左官に関して、左官職人は全盛期の半分にまで減少し、厳しい時代となってきています。
しかし、実力の世界でスキルさえあればひっきりなしに住宅以外の左官の仕事も入って来ます。
【#左官職人 #久住有生 】
「職人さんがすごく減ってるのも事実だし、でも、手で作るものって面白いんですよ。何かと引き替えにしないとダメ。汗と引き替え。そのときギリギリ一番いいものをやっとかないと、何も残らない」今夜10:25~#NHK #プロフェッショナルpic.twitter.com/uRLoj2g9aP
— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) 2018年7月9日
久住有生さんは、グーグルやYahoo!などの検索エンジンで「左官職人」を検索すると検索候補として「左官職人 久住有生」がサジェストされる程の左官壁の著名な左官職人です。
久住有生さんが手がける左官壁はアートの様に美しく芸術の域に達しています。
久住有生さんは、1972年淡路島生まれました。
父親は、天才左官と名高い父久住親彰氏です。
父親のスパルタ教育により3歳から鏝(こて)を握りました。
小学生に上がると夕飯前に一畳分程の壁を塗ることを義務付けられサボると夕食は無しという毎日から親に反発し、将来の夢はケーキ屋の職人・パティシエでした。
高校3年生の夏休みの滅んど1カ月半くをヨーロッパ各国の教会や宮殿を回り、スペインで、アントニ・ガウディ設計の「サグラダ・ファミリア」を目のあたりにし、サグラダ・ファミリアが発するオーラに震え「こんなものを人間の手でつくることができるのか!」衝撃を受けました。
それからは左官に興味を持つ事になり、この旅行は父親の「世界を観てこい」との一言から始まっており、父親が左官にさせる為に仕組んだ事だったと後に回想したそうです。
そして、高校を卒業した18歳から修行に出て、左官技術を学び、23歳で「久住有生左官」を設立し親方として独立しました。
独立後も京都で茶室を専門に手掛ける棟梁の元で日本の伝統家屋について基礎から学び日本の文化財建築の現場でも腕を磨き、ドイツ、フランスなどの海外経験でも実力を発揮しています。
伝統的な高い左官技術は勿論の事、オリジナルのアイデアや技術で大きな評価を得ている。
特色
顧客のライフスタイルを取り入れる事に有ります。
つまり企業の店舗、ビル、個人宅に関わらずオーダーメイドで手がけるのです。
施工作品
もう作品と呼んで良いでしょう。
手がけるのは壁のみならず、オブジェなども左官で手がけます。
また、花に個展で使われる花器までも手がけました。
その中でもレリーフが美しい作品を紹介します。
このレリーフは兵庫県 三田市のパティシエ エス コヤマの敷地内の新店FANTASY DIRECTORに描かれたものです。
パティシエ エス コヤマ
TVチャンピオンケーキ職人選手権大会1993年~1995年まで連続優勝し、2001年のTVチャンピオングランドチャンピオン大会味覚部門第1位。 この番組から代表作であるコヤマロールが生まれました。
世界で数々の賞に輝き、直近のコンテストでは2017年の、ロンドンで開催された「インターナショナル・チョコレート・アワーズ2017世 界大会」で、世界最多となる4作品が1位(金賞)、11作品が2位(銀賞)、9作品が3 位(銅賞)を受賞しました。
また、フランス・パリで開催されたチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT PARIS」に出展し、「C.C.C.」(Club des Croqueurs de Chocolat)の コンクールで7年連続となる最高位の「ゴールドタブレット」を獲得したパティシエです。
その名パティシエが、2003年兵庫県 三田市にオープンさせたのが自身のお店「パティシエエスコヤマ」です。
このお店は父親の彰氏さんが女性専用イレを手がけた事が縁で久住有生さんに引き継上がれる事になりました。
そして庭のオブジェや、新店デコレーション&アニバーサリーケーキ専門店「Fantasy Director(ファンタジー・ディレクター)」のレリーフを手がける事になりました。
久住有生さんのスケッチを元に壁にレリーフを盛り付けて仕上げていく手法です。
外観も手がけており、バウムクーヘンみたいで楽しいですね!
参考までにパティシエ エス コヤマのバウムクーヘンの画像です。
ツイーツのテーマパークとも呼ばれており、色々なテーマの店舗が敷地内に設けられており、他にもチョコレート専門店「Rozilla(ロジラ)」や大人立ち入り禁止の子供しか入店出来ない洞窟のような店舗「未来製作所」も手がけています。
お店を訪ねるお子さんに人気のデザインです。
これらの店舗の他、久住有生さんがパティシエを目指していた事もあり意気投合した小山さんは、本店の大改装も久住有生さんに任せるそうです。
何よりも、小山に似合うものは何か?を把握しつくしている上、センスと技術、妥協を許さない精神力が小山さんを惹きつけたそうです。
【住所】兵庫県三田市ゆりのき台5-32-1 三田ウッディタウン
【TEL】079-564-3192
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】水曜日・不定休
プロフェッショナル 第362回 2018年7月9日(月)左官職人・久住有生の仕事の流儀」を見逃した方へ
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※本ページの情報は、2018年1月時点でのものです。
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まとめ
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竹中大工道具館 新館もが手がけたのですね。
GWにここを訪れました。
久住有生さんは、飲食店やホテルも手がけており。
パイ専門店で、リーフパイのイメージで木の幹をデザインした版築などを施工
土壁をそのまま塗り、わざとひび割れをつくる施工したシックな仕上がり
・・・知らず知らずのうちに久住有生さんの手がけた作品に触れている事がわかりました。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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