長崎おでんとは?レシピや特徴!通販/お取り寄せ[かっちぇる]東京で食べられる店!ケンミンショー
「秘密のケンミンSHOW!(NTV,日テレ系/2019年2月28日放送)」は全国おでん祭り開催され、
「長崎おでん」→甘めなアゴ出汁が決めて激ウマ長崎練り物たっぷり
を始め
「青森生姜味噌おでん」青森ポカポカショウガ味噌おでん
「沖縄おでん」沖縄激ウマ(秘)肉おでん具材の主役は「テビチ(豚足)」!?
豚足をぐつぐつ煮込み、コラーゲンたっぷり・ちょっとトロみのついた出汁が楽しめます。
などにスタジオ大興奮!
長崎ケンミン俳優の金子昇さんが長崎ケンミン垂涎の「長崎おでん」をカミングアウト!?
長崎は、長崎は日本一かまぼこ屋さんが多い町です。
なので具材は「かんぼこ」と呼ばれる蒲鉾などの練り物が中心!
そしてアゴ出汁が蒲鉾から出てくる出汁と相まって海を感じる旨味倍増!
これはアゴ出汁と蒲鉾を通販でお取り寄せした「長崎おでん」を自宅でも再現してみたくなる?
そんな方に「長崎おでん」のレシピ(作り方)も紹介します!
「長崎おでん」とは?
「長崎おでん」とは、比較的歴史が浅いおでんで、
具材が、長崎の「かまぼこ」「長崎ちゃんぽん」で使われる
ピンク色や緑色の鮮やかな、はんぺん、
ゆでたまごをすり身で包んで揚げた竜眼など海産物の練り物が中心です。
そしてお出汁は、アゴ出汁が使われており
蒲鉾(練り物)からも出汁が出て旨味が倍増するのです。
また、からしの代わりの柚子胡椒を使うのがオススメです。
シメは、五島うどんがオススメです。
長崎は「かんぼこ王国」!?
長崎は日本一蒲鉾屋さんが多い町です。
長崎では「かまぼこ」を「かんぼこ」と呼んで親しんでいます。
「かんぼこ」は、婚礼の引き出物やハレの日のごちそうとしても親しまれており
年間300種類以上の魚介類が水揚げされる「水産王国」です。
蒲鉾は、脇役としてのイメージがありますが、古くから長崎の人に愛され、長崎にはなくてはならない素材です。
個人的なエピソードですが、学生時代に長崎から上京した友達から、
長崎の高校生は、学校帰りに蒲鉾屋さんに立ち寄って
蒲鉾や竹輪を買い食いして帰るのが普通と教えて貰った事があります。
それ程、長崎では「かんぼこ」は日常生活に溶け込む食材なのですね。
かんぼこは栄養面かみても、タンパク質が豊富なうえに、揚げかまぼこはカルシウムが豊富です。
それだけでなく、低カロリー、低脂肪とあって、健康面でも見逃せません。
蒲鉾の消費量について、平成29年(2017年)のデータで「かまぼこ」の消費量と購入に使われる金額は以下の通りです。
長崎県内で1年間に何本のかまぼこを食べているか?の本数は16.1本で全国3位です。
宮城県 27.0本
島根県 17.4本
長崎県 16.1本
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全国平均 7.8本
長崎県内で1年間にかまぼこに使うお金の金額は全国3位です。(1本は100gで換算)
宮城県 3,380円
島根県 2,387円
長崎県 2,322円
※このデータは「かまぼこ」に限定しています「練り物」のジャンルに「かまぼこ」をまとめると長崎が1位になるデータもあります。
データから長崎は「かまぼこ」の一大産地と呼んで差し支えません。
しかし、実は長崎の蒲鉾「かんぼこ」が消費されているのは、
地元消費が程んどで「水産王国」長崎の「蒲鉾」が県外では消費されていませんでした。
水産練り製品製造業の事業所数は全国1位ながら
出荷額は16位で、長崎の蒲鉾は、県内に留まって
観光客などにも知られず、県外に出荷されていませんでした。
そこで長崎県内の蒲鉾業者が結集し、長崎県の食文化としての蒲鉾の魅力を全国に広めようと
「長崎かんぼこ王国」が設立されました。
そして、練り製品ブランド化推進委員会(ワーキンググループ)を同年10月立ち上げ
蒲鉾を使った具体的なレシピ・メニューを考案しました。
そこで考案されたのが「長崎おでん」でした。
まず、おでんの出汁作りから取り掛かりました。
長崎らしい出汁が求められ、平戸近海で獲れたばかりの「あご」と呼ばれる
トビウオを炭焼きにして乾燥させてだしにする「あごだし」が選ばれました。
「あごだし」おいしさの秘密は、トビウオが水上に飛び出し、胸ビレを広げて滑空する姿にあります。
トビウオは最高で200m~300mもの距離を跳躍する場合もあるそうです。
トビウオが長い距離を跳躍するのは体の構造によるものです。
水上を飛ぶために体が軽量化されており、胃がなく腸が短い体の構造をしています。
そのため、内臓の「えぐみ」が少ない為、他の魚よりも旨味が感じられるのが特色です。
それだけでなく、海面を飛ぶために身にタンパク質が多いので、
トビウオを干物に加工するとタンパク質がアミノ酸に分解されて旨味が倍増し、
「あごだし」は、料亭のような最高級の出汁がとれると云われています。
そして試行錯誤の末「いりこ」とブレンドした長崎おでん用の「あごだし」が完成しました。
上品な味わいで、シメのうどんにも出来る甘さです。
そして、具材には長崎で生産される蒲鉾「かんぼこ」を中心とした
海産物の練り物が選ばれました。
特に長崎らしさを表す練り物がなんと言っても「竜眼」です。
ゆでたまごをすり身で包んで揚げたもので、スコッチエッグの様な練りモノです。
「竜眼」の由来は、切ったときに竜の眼のように見えるため、
長崎では縁起物としてお正月やお祝い事にはおなじみです。
また、目を引きくのが赤や緑の練り物で長崎ちゃんぽんの具材としても使われる「はんぺん」が、鍋を華やかに彩ります。
この様な蒲鉾「かんぼこ」を中心とした
海産物の練り物を具材にする事により
新鮮なエソ、グチ、イワシなどをたっぷり使用している「かんぼこ」の具からも出汁がでる為、
澄んだ「あごだし」」と相まってコクが深い味わいの
「長崎おでん」が完成しました。
こうして、平成22年夏より「長崎おでん」のブランド化を開始しました。
「長崎おでん」の秘訣七箇条
「かんぼこ王国」では「長崎おでん」について、秘訣七箇条を定義しています。
「長崎おでん」の秘訣七箇条は以下の通りです。
一、飛魚(あご)ベースの出汁を用いるべし
一、長崎の竹輪・揚げかんぼこ・板付かんぼこを入れること、大いに良し
一、なかでも、竜眼を入れること、さらに良し
一、長崎の旬の海の幸や山の幸を入れること、なお良し
一、柚子胡椒をつけて食すこと、なお良し
一、自然の恵みと長崎の食文化に思いをはせ、万事和やかに食すべし
「長崎おでん」の通販・お取り寄せ
「長崎おでん」のレシピ(作り方)
【あごだし】1000cc
【昆布(5センチ大)】2枚
【料理酒】50cc
【みりん】50cc
【うすくち醤油】100cc
【大根(2センチ幅)】1/2本に面取りして、隠し包丁を入れておく
【こんにゃく】1/2袋を隠し包丁を入れておく
【長崎かんぼこ】お好みの蒲鉾をお好きなだけ!
竜眼、長崎ちゃんぽんに使う鮮やかな「はんぺん」があれば尚良し!
2.大根を竹串がすっと通るまで下茹でします(お米を大さじ1杯を入れる、米の研ぎ汁を使って下茹でします)。
3.鍋に1000ccの水を入れてから昆布を入れて30分浸しておきます。
30分経ったら弱火で10分煮て、昆布はとり出します。
4.あごだし・大根・こんにゃくをいれ沸騰寸前まで強火で煮て、薄口醤油・料理酒・みりんを加え弱火にします。
5.お好みのかまぼこを加え、蒲鉾から出汁しがでるまで灰汁をとりながら弱火でコトコト煮込んで出来上がり。
※シメは、五島うどんを入れると尚良しです。
かっちぇる
東京でも「長崎おでん」を提供するお店があります。
長崎郷土料理の「かっちぇる」です。
【住所】 東京都文京区湯島3-37-10 太田ビル 2F
【TEL】03-3833-5033
【営業時間/月~金】17:00~翌3:00
【営業時間/土】17:00~24:00
【定休日】日曜日・祝日
長崎おでん電車
長崎市内を周遊する路面電車で
長崎おでんや軽食、飲み放題です。
本年度の運行分は既に完売です。
「長崎おでん」まとめ
「青森生姜味噌おでん」
テビチと呼ばれる豚足をグツグツ煮込んだ野菜もタップリの「沖縄おでん」は別ページに投稿しました。
今まで、静岡おでん、姫路おでんなど、旅行先の名物おでんを食べてきましたが
長崎おでんも早く味わってみたいです!
先ずは、長崎おでん用の「あごだし」と長崎の「かんぼこ」をお取り寄せして
鍋にうどんも入れて味わってみたいです!
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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