プロフェッショナル がん専門の獣医師・小林哲也 1月29日の見逃し動画 ワンちゃんスペシャル 日本小動物がんセンター病院はどこ?
NHKプロフェッショナル・仕事の流儀 第349回 2018年1月29日(月)放送は、今年2018年は、戌(いぬ)年に鑑み「今年の主役!ワンちゃんスペシャル」と題し、犬と共に生き、ペット業界をけん引するプロたちの流儀に迫ります。
信念を持って、ときに体を張って、犬たちに愛情を注ぐプロたちの物語が紹介されます。
今回紹介される仕事の流儀は、
がん専門の獣医師・小林哲也さん(日本小動物がんセンター)
愛犬救命訓練士・中村信哉さん(北栃木愛犬救命訓練所)
カリスマトリマー・小島麻里さん
の流儀です。
再放送日は、未定で見逃した方は、
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で視聴してみては如何でしょうか?
がん専門の獣医師・小林哲也さんのプロフィール
現在、犬の半分以上、猫の3分の1以上はがんが原因で亡くなっています。
小林哲也さんは、2001年、日本で初めて腫瘍学の”米国獣医内科学専門医”として認定された癌専門の獣医です。
【まもなく放送始まります】
ワンちゃんとともに生きるプロフェッショナルたちの物語。
今夜7時半~!#NHK #プロフェッショナル #ワンちゃんスペシャル pic.twitter.com/QvhfBRwY8D— プロフェッショナル仕事の流儀 (@nhk_proff) 2018年1月29日
犬や猫の癌の治療をするのは勿論ですが、治療中は飼い主の家族の心労やストレスも相当なものとなり、家族の心のケアも必要となります。
治療前に家族と面接を行い、細かい治療方針を決めます。
高額な費用がかかる為、どこまで治療をするか?
ペットの短い残り時間を一緒に過ごす為、ホームドクターによる治療を行うか?
など打ち合わせをしてから治療が始まり、人間のがん治療と同じく、家族に対し、精神的な心の痛みを和らげる緩和ケアなども行います。
wikiが無いので簡単に小林哲也さんのプロフィールを紹介いたします。
【1994年】日本獣医畜産大学を卒業後、米国インディアナ州パデュー大学で臨床研修を開始
【1998年】米国ノースカロライナ州立大学獣医学部腫瘍科レジデント課程、および同大学修士課程を開始
【2001年】同大学レジデント課程および修士課程を修了し、日本人として初の米国獣医内科学専門医(腫瘍学)として認定され8月帰国
【2002年】日本獣医生命科学大学非常勤講師
【2004年】日本小動物医療センター付属 日本小動物がんセンター センター長就任
【2010年】JVCOG 日本獣医臨床研究グループ 代表就任
【2011年】JFVSS 日本獣医学専門医奨学基金 代表理事就任
【2015年】アジア獣医内科学専門医(小動物)
【座右の銘】がんを診るのではなく、患者を診る
がん専門の獣医師になったキッカケ
留学中、絶体絶命の状況にある動物やご家族に対しても「Can I help you?」と優しく声をかけ、諦めない腫瘍学の専門医の姿に感動し、がん治療全体を総括する指揮者的な役割に強く興味を惹かれた事がキッカケだそうです。
小林哲也センター長の取り組み
小林哲也センター長は「多くの動物と飼い主の家族をハッピーにしたい」という究極的なゴールに向け、臨床・研究・人材育成など様々な取り組みをしています。
獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)設立
獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)設立のきっかけであり目的は、輸入薬のドラッグラグ(海外で開発されたお薬が日本で使えるように承認されるまでの時間差)を最小限にすることと、同時に新薬の開発の加速化にあります。
ヨーロッパ・アメリカ・日本の国々で同時に治験を行い、日本でも同時に承認する事により一刻も早く患者である犬や猫に新薬による治療が可能となるのです。
後進の先生方の育成
小林哲也センター長は、日本の獣医療のレベルは、諸外国に比して決して低くはなく、優れた点も数多いのに、こと獣医学専門医が少ない問題(アメリカの獣医学専門医の750分の1)に直面し、優秀な獣医学専門医を育てる為、2011年から日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS)を設立しました。
人材育成事業として、アメリカで奨学生を研修させる制度を設けました。
奨学生の留学費用は一人500万円必要で、2017年には、クラウドファンディングで開始35日目で、当初目標の100万円を突破し、最終的に1,215,000円が集まりました。
その資金により1名がコロラド州立大学にて5年間におよぶ獣医内科学専門医養成コースへと進むことが出来ました。
他にも、日本全国に足を飛び回り現地の獣医へのレクチャーを年間150件行い、日本小動物がんセンターで、外部の獣医師の研修も受け入れ研修による人材育成を行っています。
日本小動物がんセンターをアジア獣医腫瘍学の中核となる!?
夢として、小林哲也センター長は、
放射線治療器を含めた治療棟、最期まで動物が家族と過ごせることを目的とした動物専用ホスピス、がんの予防や臨床研究を目的とした研究棟を2020年までに設立し、
日本小動物がんセンターをアジア獣医腫瘍学の中核となる施設に発展させること。
として挙げていますが、2018年秋(7月予定)、病院の移転が決まっており、放射線治療科を新設し、獣医療では放射線がん治療機「トモセラピー」を日本初導入され、今まで外部病院に頼っていた放射線治療が日本小動物がんセンター内で完結する事になり、更なる高度な治療により救われる犬や猫が増える事が期待されています。
もう実現も間近です!
プロフェッショナル・仕事の流儀 第349回 2018年1月29日(月)放送 がん専門の獣医師・小林哲也さんの仕事の流儀を見逃した方へ
再放送で観るよりも動画配信がオススメです。
プロフェッショナル仕事の流儀は再放送が有りますが、不定期で特に事故や事件、イベントなどがあると先送りされてしまいます。
実際、再放送を見ようと録画をセットしていたら全然違う特番が録画されていた事は日常茶飯事です(笑)
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※本ページの情報は、2018年1月時点でのものです。
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がん専門の獣医師・小林哲也さん まとめ
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日本小動物医療センター付属 日本小動物がんセンターの場所や連絡先
【住所】埼玉県所沢市中富南2丁目27-4
【TEL】04-2943-8699(要予約)
【FAX】 04-2943-8698
詳しくは、日本小動物医療センター公式HPをご覧下さい。
※日本小動物医療センター付属 動物夜間救急診療センター 21時~5時は夜間救急治療有り(要電話予約:04-2943-8699)
2018年7月新施設に移転予定です。
【住所】埼玉県所沢市東所沢和田1-10-4、10-5、10-13
詳しくは、日本小動物医療センター公式HP病院移転計画のお知らせをご覧下さい。
◇ 留学中、絶体絶命の状況にある動物やご家族に対しても「Can I help you?」と優しく声をかけ、諦めない腫瘍学の専門医の姿に感動し癌専門の獣医を志した
◇ 人材育成事業で留学生派遣や、全国の獣医へのレクチャーやセンターでのがん治療の受け入れ研修を行っている
◇ 獣医がん臨床研究グループを設立し、輸入薬のドラッグラグ(海外で開発されたお薬が日本で使えるように承認されるまでの時間差)を最小限にする活動をこなっている
◇ アジア獣医腫瘍学の中核となる施設として日本小動物がんセンターを今年7月に新施設に移転予定
◇ 新施設の目玉は、獣医療では放射線がん治療機「トモセラピー」を日本初導入
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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