アンビリバボー 心筋梗塞による心臓発作で倒れたトラック運転手を連携プレーの連鎖で奇跡の救出!9月7日

2017年9月2日2017年9月7日

奇跡体験!アンビリバボー（2017年9月7日）では、今年5月千葉県の国道で気を失ったトラック運転手の暴走するトラックに自分の車をぶつけて停止させトラックドライバーの命を救った奇跡の連鎖による救出劇が紹介されます。
この救出劇には、発見し車をぶつけて停止させたのが安全運転管理者の資格者で、心臓マッサージを行ったのが看護婦だったという、いくつものアンビリバボーな連携プレーがありました・・・。

暴走するトラック

2017年5月23日午前7時50分頃、千葉県市川市に住む会社員、長原桂三さん（当時40）は、勤務先の千葉県印西市の自動車用機械の製造販売会社への通勤途中である千葉県白井市大山口の国道464号で、不審な動きをする2トントラックを発見しました。

そのトラックは、国道の壁面に擦りながら白煙を上げ走行を始めました!

ブレーキランプも付いておらず、パンクなのか?

と不審に思った長原さんは、追い抜きざまに運転席を見ると、運転手の男性はハンドルを離して助手席側にぐったりした様子で倒れていました。

その場所から約500メートル先は十字路交差点が迫っています!

長原さんは「これぐらいのスピードなら止められる。自分の車は諦めよう」ととっさの判断をしました。

とっさに自分の車をトラックの前に割り込ませブレーキを踏んでトラックを停止させる事に成功しました!

実は、長原さんは職業柄安全運転管理者の資格を取得しており、交通事故の映像を何度も講習で見ており危険に対する対応の知識が豊富でした。

気を失ったトラックドライバーを蘇生しないと危ない!

「早く蘇生しないと危ない!」
安全運転管理者講習でも蘇生に関する知識を得ており直感で危険を察知しました。

そう感じた長原さんは停車後、トラックに駆け寄り男性に声を掛けるも反応がありません・・・。

後方から車が何台も来ている為、長原さんはトラックの発煙筒を取り出し、後続車を誘導しながら119番通報しました。

ドクターヘリが手配されましたが、到着までにトラックドライバーの蘇生出来るか?

長原さんは二次被害を食い止める為、後続車の誘導でドライバーの措置が出来ません・・・。

奇跡の連鎖

そこに奇跡が起こります。

千葉県船橋市「セコメディック病院」の千葉県柏市在住の看護師、伊東都さんが駆け付けたのです!

伊東さんは、偶然車で通勤途中トラックを追い抜いた後、異変を感じ駆けつけたのでした。

伊東さんは、トラックから男性を救出しようしましたがが、大柄な男性は女性では運び出せません・・・。

しかし、ここで第二の奇跡が起こります。

偶然、千葉県松戸市在住の長原さんの会社の同僚の小畠聡さん（当時39）が通りかかりました。

発煙筒を炊き会津する長原さんを見つけ「もしや長原さんが事故を起こした？」

と心配し車を寄せて降りてきたのでした。

長原さんから状況を知らされた小畠さんは、伊東さんと協力して男性をトラックから降ろす事に成功しました。

しかし、伊東さんが確認するも既にトラック運転手の男性には自発呼吸は有りません!

伊東さんは「なんとか助けたい」との思いから、必死に男性に声を掛けながら心臓マッサージを20分間続けました。

伊東さんが心臓マッサージを続けている間に通報を受けた救急車両が到着!

そしてトラック運転手の男性はドクターヘリで千葉県印西市の日医大千葉北総病院へ搬送されました。

トラック運転手の男性は心筋梗塞で呼吸停止の危険な状態でしたが、長原さん、小畠聡さんと看護師の伊東都さんの連携プレーにより一命を取り止めて意識が戻る奇跡が起きたのでした!

担当医師は

「完璧な心臓マッサージでした。
今回のケースだと、良くても植物状態なのに奇跡だ。」

と驚嘆していました。

まとめ

長原さん、小畠聡さん、伊東都さんは、6月19日印西署の鎌田篤署長により署長感謝状が贈られました。

「放置していれば多重事故の二次災害も起きる状況だった。連携した行動によって尊い命が助かった」

・・・と、3人の的確で、迅速な連携プレーに惜しみない称賛が送られました。

長原さん、小畠聡さん、伊東都さんは奇跡の連携プレーについてこう振り返りました。

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