アンビリバボー 大阪高槻市淀川保険金詐欺殺人事件は養子縁組の養女が養母より年上?8月10日

2017年8月11日

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奇跡体験!アンビリバボー(2017年8月10日)は、今から7年前の2010年に宇野ひとみ被告夫婦が養女・宇野津由子(当時36歳)さんに保険金をかけ保険金詐欺集団のメンバーに殺害を依頼し、大阪府高槻市淀川堤防にポリ袋に包み被害者の遺体を遺棄した保険金詐欺事件に迫ります。
宇野ひとみ被告の夫婦が警察署に養女が失踪したと届け出て来ますが、宇野ひとみ被告の夫が39歳、妻・宇野ひとみ容疑者が35歳で養女は36歳と宇野ひとみ被告の夫婦と変わらない年齢で養母が年下という家族構成から警察はこの宇野ひとみ被告の夫婦に疑惑の目を向けました。
この事件は恐ろしい組織犯罪で、犯人が使った衝撃のアンビリバボーな手口が明かされます。

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大阪養子縁組連続殺人事件

大阪府高槻市の淀川の堤防(河川敷)で2010年4月28日夜、当時36歳の宇野津由子さんの遺体が遺棄された事件が発生しました。

※検死の結果睡眠導入剤ハルシオンを飲まされた後、首を絞められた事が判明。

数日前、被害者・宇野津由子さんの両親が養女が失踪したと届け出ました。

しかし警察はこの宇野ひとみ被告の夫婦を不審がりました。

養母が養女より年下の謎

宇野津由子さんの養父が39歳、養母(妻)が35歳で養女は36歳と宇野ひとみ被告の夫婦と変わらない年齢で養母が年下という家族構成を警察は不審がりました。

被害者の宇野津由子さんは、バツイチで、10年間の間、子供2人児童施設に預けていました。

※夫との連れ子も別にいました。

実家も子供を養える程、裕福では無く、家賃の安い雇用促進住宅で同じ境遇の2人の女性と同居し、毛布もなく貧しい生活をする宇野津由子さんは、子供を引き取ることを夢見て住み込みの仕事を探していました。

しかし一緒に暮らしていた2人に女性が相次いで実家に戻ってしまい、生活は益々苦しくなり、生活保護を申請しますが却下されてしまいました。

そんな時、オンラインゲームで知り合った宇野ひとみ容疑者(36)から宇野ひとみ被告の夫婦が経営してるうどん屋(うどん居酒屋)の住み込みの話を持ちかけられ、1月大阪府豊能町の宇野夫婦の家に住み込みとして働き始めました。

接客が苦手だったのか、うどん店で働かなくなり、宇野夫婦が別に経営する内装工事店で働く様になりました。

内装工事の仕事の性質上危険を伴うので、もしもに備えて生命保険をかける事になり、契約上、養女として契約する事になりました。

そして3月には、3つの生命保険計2160万円に及ぶ保険金の加入を強要されました。

3つの保険金の合計が2160万円なので、1つ1つの保険金はそれほど高くない為、宇野津由子さんは怪しまなかったのかもしれません。

※制度上養女が養母より年下の場合、養母と名乗れず「養父の妻」というのが正しい様ですが、表現上、当ブログでは「養母」と表記しています。

犯行の全貌

4月15日、宇野ひとみ被告の夫から最初に犯行を依頼された人物(当時53歳・交通保険金の詐欺罪で起訴)が、16日に「命を狙われている」と宇野津由子さんに忠告し、宇野ひとみ被告の夫には「被害者の友人に顔を見られたので殺せなかった」と宇野ひとみ被告の夫に嘘の報告。

宇野津由子さんは、「恋人ができた」と偽り宇野夫婦宅を逃げだし、大阪市西成区の実父宅にに避難しました。

そして、事件前日なんとか自分にかけられた3つの生命保険の内ひとつの保険金・約1000万円の解約を行っています。

次に宇野ひとみ被告の夫は、被告佐々木幸一(43)に保険金目当ての犯行を依頼しました。

また、佐々木幸一被告(43) は、被害者との養子縁組の証人として養子縁組の書類にサインをした事も判っています。

佐々木幸一被告は、犯行の数日前、宇野ひとみ被告の夫から200万円の報酬を提示されたましたが、佐々木幸一被告は乗り気で無く諦めさせる為、100万円を上乗せした300万円を要求しましたが、意に反し承諾され逆に「ここまで聞いたら断れないぞ」と脅迫されました。

宇野ひとみ被告は犯行方法は睡眠導入剤ハルシオン」を飲み物に入れて飲ませ首を締める様指示し、実際に「ハルシオン」の錠剤を手渡しました。

※錠剤は別の交通保険金詐欺事件にかかわった仲間の女が依頼され郵送したと供述から判明しています。

宇野ひとみ被告は油断させる為か、連絡をよこしませんでしたが、親しかった佐々木幸一被告からの電話を受けました。

宇野ひとみ被告から連絡も来なくなり、親しかった佐々木幸一被告からの連絡だったので安心してしまったのでしょうか?

佐々木幸一被告の呼び出しに応じ、睡眠導入剤が入っていると気づかずに提供されたお茶を飲んでしまい、その後は・・・

警察はSOSに気づかなかった?

実は、被害者の宇野津由子さんは、実家に戻った際、匿名で警察や区役所などに「勝手に養子縁組され、保険をかけられた」などと相談していました。

また友人にもメールなどで命が狙われていると相談したり自分のブログにも生命の危機を投稿していました。

匿名で無く実名で警察に保護を求めていれば・・・・

逮捕

逮捕されたのは、佐々木幸一被告の他に、トラック運転手入江誠被告(36)。

入江誠被告は、遺体を遺棄するアルバイトを50万円で宇野ひとみ被告の夫から依頼され、着手金の10万円を受取り犯行に及びました。

遺体遺棄のアルバイトを持ちかけたのは、宇野ひとみ被告の夫のアリバイ作りで、犯行当時お店で働いていた事を証明する為でした。

しかし、怖気づき、遺体を収容したポリ袋から出して遺棄するのを指示されましたが、ポリ袋に入れたまま遺棄。

しかも指定された時間より早く遺棄した為、宇野ひとみ被告の夫のアリバイの時刻とズレが発生しました。

このポリ袋が決めてとなり、佐々木幸一被告の車から、遺棄当日にポリ袋を購入したことを示すレシートが押収されました。

そして、同じポリ袋を購入する姿がホームセンターの防犯カメラ映像で確認され、物証となりました。

不可思議な宇野ひとみ被告の夫の自殺

5月10日に捜索願いを提出していた宇野ひとみ被告の夫婦を、届け出が遅い事と失跡の経緯などが曖昧な事から怪しく思った大阪府警は、5月11日、任意で宇野ひとみ被告の夫の取り調べを行い、宇野ひとみ被告の夫は、殺人や死体遺棄を認めました。

しかし、1週間後の5月18日早朝、宇野ひとみ被告の夫が京都府舞鶴市の路上に止めた車内で練炭自殺しているのが発見されました!

逮捕

宇野ひとみ被告の夫の供述から、宇野ひとみ被告、佐々木幸一被告、入江誠被告は逮捕されました。

しかも、宇野ひとみ被告は、逮捕直前入江誠被告が残りの40万円を請求した所、逆ギレし恐喝で入江誠被告を訴えるという往生際の悪さでした。

判決

宇野ひとみ被告は、懲役23年が確定。

宇野ひとみ被告の夫については、殺人容疑で容疑者死亡のまま書類送検。

そして、被害者にかけられた保険金は、殺人事件として扱われた為、払われる事は有りませんでした。

事件は解決したに見えたが・・・

一見解決した事件ですが、後から芋づる式に驚愕の事実が判明しました。

その事実は別なページ投稿しました。

大阪高槻市養子縁組連続殺人事件グループは6年間で20件の保険金詐欺!」の内容は
↓↓↓をご参照下さい。

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同日放送された友人の為に仕立てたウエディングドレスが見知らぬ女性に引き継がれ、その後まるでドラマの様な運命の出会いをもたらした奇跡については別ページに投稿しました。

併せてご覧ください。

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本日は最後までご覧頂き有難うございました。

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